株式会社AMOが運営するフードデリバリー情報メディア「おいしいデリバリー」では、現役のフードデリバリー配達員272人を対象に、報酬に関するアンケートを実施しました。
その結果、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「出前館」「Wolt(ウォルト)」「menu(メニュー)」の4サービスにおける、配達1件あたりの報酬単価や時給の違いが明らかになりました。 また、Uber Eatsの報酬傾向について、性別・地域・車両ごとの違いを調査し、どのような条件で効率よく稼げるのかを分析しました。
本プレスリリースでは、その調査結果について詳しくお伝えします。
アンケートの詳細は以下の記事に記載しています。

フードデリバリー配達員のアンケート調査の概要
本アンケートは、フードデリバリー配達員の収入や働き方の実態を明らかにすることを目的に実施しました。
調査はオンラインで行われ、2024年に「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「出前館」「Wolt(ウォルト)」「menu(メニュー)」での配達経験がある配達員を対象としています。

調査対象 | 2024年にフードデリバリー配達員の仕事を定期的にしていた方 |
---|---|
調査目的 | 配達員の収入状況や働き方の傾向を把握するため |
調査方法 | クラウドソーシングサービス及び「おいしいデリバリー」LINE公式アカウントを通じたオンラインアンケート |
調査期間 | 2025年1月10日~1月24日 |
有効回答数 | 272人 |
- 男性:71.7%(195人)
- 女性:27.9%(76人)
- 回答しない:0.4%(1人)
- 19歳以下:1.1%(3人)
- 20~29歳:25.0%(68人)
- 30~39歳:33.5%(91人)
- 40~49歳:29.0%(79人)
- 50~59歳:8.5%(23人)
- 60歳以上:2.9%(8人)
フードデリバリーの配達1件あたりの報酬・時給比較
本アンケートでは、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「出前館」「Wolt(ウォルト)」「menu(メニュー)」の4サービスについて、配達1件あたりの平均報酬や時給を調査しました。
配達1件あたりの報酬ランキング

- 出前館(653円)
- Wolt(610円)
- Uber Eats(592円)
- menu(577円)
出前館が1件あたりの報酬が最も高い結果となり、Wolt、Uber Eats、menuがそれに続きました。
出前館は1件あたりの単価が高いため、少ない件数でも効率よく収入を得られるのが強みです。一方、Uber Eatsは報酬単価こそやや低いものの、依頼件数が多く、安定して稼ぎやすい傾向が見られました。
平均時給ランキング

- 出前館(1,438円)
- Uber Eats(1,351円)
- Wolt(1,334円)
- menu(1,324円)
出前館が最も高時給となり、Uber Eats、Wolt、menuが続きました。出前館は報酬単価が高いため、少ない件数でも時給を伸ばしやすいのが特徴です。
車両・性別・地域ごとの収入傾向を分析
本調査では、性別・地域・車両ごとの収入傾向についても分析しました。
車両別のUber Eatsの報酬金額

- 軽自動車(658円)
- バイク(602円)
- 自転車(578円)
- バイク(1,411円)
- 軽自動車(1,333円)
- 自転車(1,320円)
1件あたりの報酬では軽自動車が最も高いものの、バイクは機動力があり、駐車の手間が少ないため、短時間でより多くの配達をこなせることが時給の高さにつながっていると考えられます。
一方、自転車は長時間稼働では体力的な負担が大きく、連続して多くの件数をこなすのが難しい点がデメリットといえます。
そのため、効率よく稼ぎたい場合は、バイクや軽自動車の方が適していると考えられます。
男女別のUber Eatsの平均時給

Uber Eatsの平均時給を男女別に比較すると、男性は1,369円、女性は1,320円となり、男性の方が49円高いという結果になりました。
この差の要因として、バイクや軽自動車を利用する配達員は男性が多い傾向があり、それが時給の違いにつながっている可能性があります。
東京のUber Eatsの平均時給

Uber Eatsの平均時給を東京と全国平均で比較すると、東京は1,405円、全国平均は1,351円となり、東京の方が54円高いという結果になりました。
都市部では注文数が多く、稼働率が高いことに加え、移動距離が短く効率的に配達できることが、時給の差に影響していると考えられます。
本調査から分かったこと
本調査の結果、配達1件あたりの平均報酬および平均時給が最も高いのは「出前館」であることが分かりました。
ただし、エリアや時間帯によって案件数が変動し、安定した受注が難しい場合がある ため、働く地域の特性を考慮することが重要です。
一方、「Uber Eats」は出前館に比べて1件あたりの報酬単価は低いものの、配達依頼が多く、安定した稼働がしやすい という特徴があります。
各サービスの特徴を踏まえると、以下のような働き方が適していると考えられます。
また、時給を上げるためには、ピークタイムを活用することや、複数のフードデリバリーサービスを併用することが有効です。
今後も、各サービスの特徴やエリアごとの傾向を理解し、自分のライフスタイルに合った働き方を選択することが、効率的な収入の確保につながると考えられます。