Uber Eatsの配達に使える乗り物は?自転車、バイク、車、徒歩の車両を比較
自分の好きなタイミングで自由に配達してお金を稼げるウーバーイーツ配達員とも呼ばれているUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーですが、配達で使える乗り物はどのようなモノがあるのでしょうか?
結論からいうと、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で使える乗り物は自転車、原付バイク、126cc以上バイク(事業用)、軽自動車(事業用)、そして徒歩です。
このページでは、これらの乗り物のメリット・デメリットや稼ぎやすいおすすめの乗り物を紹介していきますので、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが使える車両について知りたい方は要チェックです!
- Uber Eatsで使える乗り物は自転車、原付バイク、事業用車両(126cc以上バイク・軽自動車)、徒歩
- 事業用車両は最短1日で取得できる
- どのタイプの軽自動車でも事業用車両にできる
- シェアサイクルやカーリースは使えるが、レンタカーや普通の自家用車は登録できない
- Uber Eatsの配達で一番稼げるおすすめの乗り物は車
Uber Eats配達パートナーの基本情報は、こちらの記事に記載しています。
※登録は面接もなくWEB上で完結。Uber公式サイトから応募して、最短1日で始められます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に使える乗り物
既述しましたが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で使える乗り物は以下の通りです。
- 自転車
- 125cc以下のバイク
- 126cc以上のバイク(事業用)
- 軽自動車(事業用)
- 徒歩
これらの乗り物のメリット・デメリットなどをご紹介します。
自転車
メリット | ・駐車に困らない ・狭い路地や一方通行も通れる ・バイクよりも事故のリスクは低い ・気軽にレンタサイクルで配達できる |
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デメリット | ・疲れやすい ・悪天候の配達は大変 ・郊外だと配達距離が遠くなるので疲れるし稼ぎにくい |
登録に必要な書類 | 身分証明書(パスポート・運転免許証・マイナンバーカードのいずれか) |
平均時給 | 約1,300~1,800円 |
自転車による配達の特徴
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で一番多いのが自転車による配達です。
自転車の一番のメリットは気軽に配達できること。登録に必要なものは身分証明書だけですし、自転車さえあればいつでも誰でも配達してお金を稼げます。
レンタサイクルも利用できるので、Uber Eats(ウーバーイーツ)のエリア外に住んでいる方でも配達できます。
一方、自転車のデメリットは疲れやすいこと。電動自転車なら疲れにくいですが、ママチャリのような普通の自転車は結構疲れます。
ちなみに、電動アシスト自転車も3段変速などギアチェンジできる自転車の方がおすすめです。ギアチェンジできない電動自転車は速度を速めるとアシスト機能が止まって電動の意味がなくなるので。
電動自転車以外だと、自転車の重量が11kg未満の軽量のクロスバイクがおすすめです。
また、自転車は郊外だと配達距離が遠いため、配達時間も掛かりますし疲れやすいので、自転車は都心部の方がおすすめです。
原付バイク&125cc超バイク(事業用車両)
メリット | ・疲れにくい ・自転車より稼ぎやすい |
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デメリット | ・ガソリン代がかかる ・悪天候の配達は大変 ・駐車の場所に困る場合がある ・自転車より事故のリスクが高い |
登録に必要な書類 | ・運転免許証 ・自賠責保険証 ・ナンバープレートの写真(事業用車両は緑ナンバー) 事業用車両は上記に加え「任意保険または共済保険の証明書」と「車検証または軽自動車届出済証」が必要です。 |
平均時給 | 約1,500~2,000円 |
バイクによる配達の特徴
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は原付バイク(125cc以下)なら普通に登録できます。
126cc以上のバイクも事業用車両(緑ナンバー)であれば登録できます。
バイクによる配達の一番のメリットは自転車より稼ぎやすいこと。自転車より早く配達が終わるので稼ぎやすいですし、1日配達しても疲れにくいので日給にすると差が出てきます。
特に郊外だと配達距離も遠くなったりするので郊外はバイクの方がおすすめです。
一方、バイクのデメリットは自転車より事故のリスクが高いこと。スピードの出し過ぎやすり抜け運転も極力控えて安全第一に運転しましょう。
YAMAHAのトリシティ125やHONDAのジャイロXのような三輪バイクの方が転倒事故のリスクは低いので、今からバイクを購入するならおすすめです。
軽自動車(事業用車両)
メリット | ・疲れにくい ・自転車より稼ぎやすい ・車内で休憩できる ・雨や暑さなど天候に左右されず配達できるので安定して稼げる |
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デメリット | ・ガソリン代がかかる ・駐車の場所に困る場合がある ・狭い路地は行きにくい |
登録に必要な書類 | ・運転免許証 ・自賠責保険証 ・車検証 ・任意保険または共済保険の証明書 ・ナンバープレートの写真(黒ナンバー) |
平均時給 | 約1,700~2,200円 |
車による配達の特徴
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は車でもできます。使える車両は事業用登録した軽自動車です。
事業用車両とは貨物軽自動車運送事業ができる黒色のナンバープレートがついた車両を指します。
以前は事業用車両に登録できる軽自動車の車種が軽貨物車(エブリイやハイゼットカーゴなど)だけでしたが、2022年10月27日からどんな軽自動車でも事業用車両(貨物軽自動車運送事業)として使用できるようになりました。
車による配達の一番のメリットは雨や暑さ寒さなど天候を気にせず配達できることです。
悪天候の日は自転車やバイクの配達員は激減するため、配達依頼はたくさん来ますし、インセンティブも高額なのでかなり稼げます。大袈裟ではなく、普段の倍の収入が稼げると言っていいでしょう。
一方、デメリットは駐車の場所に困る場合があることです。
駅ビルや車が入れない繁華街にあるレストランなんかは駐車に困る場合があります。
解決策というわけではないのですが、普段からこの付近に配達依頼が来たらどこに駐車したらいいのか考えながら配達すると良いでしょう。
あとは、配達依頼の段階でレストランの店舗名と場所が表示されるので、その段階で駐車が難しい場所と分かったら配達依頼を拒否することです。最初は分からないかもしれませんが慣れると分かるようになると思います。
それと一応、このような「ただいま配達中」とか書いてる吸盤やマグネットを貼っておくといいかもしれません。
徒歩
メリット | ・乗り物がなくても配達できる ・駐輪を気にしなくて良い ・細い路地や階段も通れる ・雨などの悪天候時でも移動しやすい |
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デメリット | ・疲れる ・配達に時間がかかるので稼ぎにくい |
登録に必要な書類 | 身分証明書(パスポート・運転免許証・マイナンバーカードのいずれか) |
平均時給 | 約1,300~1,800円 |
徒歩による配達の特徴
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は徒歩配達(Uberウォーカー)ができます。
徒歩といっても都心部のみで対応しており、およそ1km圏内の近距離の配達依頼のみが届きます。
現在、徒歩配達できる都市は以下の通りです。
- 仙台市(宮城県)
- 宇都宮市(栃木県)
- 東京23区(東京都)
- 横浜市(神奈川県)
- 静岡市(静岡県)
- 名古屋市(愛知県)
- 四日市市(三重県)
- 京都市(京都府)
- 大阪市(大阪府)
- 神戸市(兵庫県)
- 奈良市(奈良県)
- 岡山市(岡山県)
- 広島市(広島県)
- 高松市(香川県)
- 松山市(愛媛県)
- 高知市(高知県)
- 北九州市(福岡県)
- 福岡市(福岡県)
- 佐世保市(長崎県)
- 熊本市(熊本県)
- 宮崎市(宮崎県)
- 鹿児島市(鹿児島県)
徒歩配達のメリットは自転車など乗り物が不要なこと。配達バッグとスマホがあれば働けるので、仕事帰りにサクッとできたり、電車で都心部に行って徒歩で配達することが可能です。
また、階段や細い路地を使ったりすることが可能になるため、効率的に近距離の配達を行うことが可能になります。
雨の日は自転車やバイクの配達員は激減しますが、徒歩配達であれば傘をさしてできますので、かなり稼ぐことができます。
一方、徒歩配達のデメリットは疲れること。長時間の配達は厳しいと思います。
また、徒歩配達は配達距離が約1km圏内とはいえ、配達時間がかかるのであまり稼ぎにくいです。
東京都の渋谷区や港区付近や大阪府の難波や梅田付近は結構稼げますが、他の地域はあまり期待しない方が良いでしょう。
※配達期限などはないので、登録後すぐに配達しなくても大丈夫です。(Uber公式サイト)
事業用車両(黒・緑ナンバー)の取得方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)では126cc以上のバイクと軽自動車であれば事業用車両に登録できます。
事業用車両とは、軽自動車の場合は黒色のナンバープレート、126cc以上のバイクの場合は緑色のナンバープレートのついた車両のことです。いわゆる営業ナンバーですね。
事業用車両と聞くと取得するのに結構ハードルが高そうに思えるかもしれませんが、意外と簡単に取得でき、最短1日で登録できます。
軽軽自動車(黒ナンバー)と126cc以上バイク(緑ナンバー)を事業用車両に変更する方法をご紹介します。
バイクの緑ナンバー(事業用車両)を取得する方法
126cc以上のバイクを事業用車両(緑ナンバー)に変更する(取得する)手順は以下の通りです。
- 必要書類を用意する
- 運輸支局に行き、「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「運賃料金設定届書」「事業用自動車等連絡書」を記入する
- 必要書類を提出する
- 緑ナンバーが交付される
簡単にいうと上記のような流れです。
まずは以下の必要書類を用意して管轄の運輸支局に持ってきます。
- 車検証(250cc以下なら軽自動車届出済証明)
- 認印
- 自賠責保険証明書
- 元々のナンバープレート(外して持っていく)
- お金(地域によって異なるが600円くらい)
運輸支局に行ったら「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「運賃料金設定届書」を入手して記入します。
分からなければ職員に緑ナンバー取得しに来たことを伝えると書類を用意してくれます。
「貨物軽自動車運送事業経営届出書」は名前や住所、バイクの車庫の位置などを記入します。
「運賃料金設定届書」にはUber Eats(ウーバーイーツ)の配達1件あたりで得られる報酬の料金体系を記入します。
ただ、現在のUber Eats(ウーバーイーツ)の報酬体系は距離や需要によって変動するので具体的に決まっていないので、白紙に以下のように記載するといいでしょう。
Uber Eatsとの間の契約に基づいて、個別の配達ごとに、配達に要する予測配達距離や時間、荷物の引き取り先や配達先の数、交通状況、予定外に生じた遅れや待ち時間、市場の需給状況などのさまざまな事情を総合考慮して、運賃料金(配送料やプロモーションを含む)を合意する。
これにより、配達1件あたりにつき300円〜1,000円の運賃料金となる。
書類を記入して提出したら、「事業用自動車等連絡書」が交付されるので、名前や住所、車両番号などを記入します。
その後、記入した事業用自動車連絡書と事前に用意した書類を、ナンバープレートの交付窓口に提出すれば、そのまま緑ナンバープレートを取得できます。
非常に簡単に登録できますし、お金もほとんどかからないので特にデメリットはありません。(任意保険が若干高くなる場合があります)
ですので、126cc以上のバイクを持っていてUber Eats(ウーバーイーツ)の配達を始めたい方は緑ナンバーを取得することをおすすめします。
軽自動車の黒ナンバー(事業用車両)を取得する方法
軽自動車を事業用車両(黒ナンバー)に変更する(取得する)には運輸支局と軽自動車検査協会での手続きが必要です。
手順は以下の通りです。
- 車検証の写しを持って運輸支局に行く
- 「貨物軽自動車運送事業経営届出書」「運賃料金設定届書」「事業用自動車等連絡書」を記入する
- 軽自動車検査協会へ提出する書類を持って軽自動車検査協会に行く
- 軽自動車検査協会で車検証と黒ナンバーが交付される
運輸支局でやることは上記の緑ナンバーの取得方法と同じで、管轄の運輸支局に行き、「事業用自動車等連絡書」「運賃料金設定届書」「事業用自動車等連絡書」を記入します。
緑ナンバーと違う点は、軽自動車検査協会にも行かなければならないことです。
以下の必要書類を用意して管轄の軽自動車協会に持ってきます。
- 車検証(原本)
- 申請依頼書
- 元々のナンバープレート2枚
- 事業用自動車等連絡書(運輸支局の受付印が押されているもの)
- 車検証が自己名義になっていない場合は住民票(個人)または法人謄本(法人)
- お金(ナンバー交付に1,500円)
軽自動車協会に必要書類を提出したら車検証と黒ナンバープレートが交付されます。
運輸支局に行ってからそのまま軽自動車協会に行けば、1日で黒ナンバーを取得できます。
黒ナンバー取得は意外と簡単ですし、お金もほとんどかからないので軽自動車を持っている方はおすすめです。
ただし、デメリットがあって、任意保険の保険料が自家用車に比べて3割くらい高くなるので、その点だけ注意が必要です。
とはいえ、今はUber Eats(ウーバーイーツ)を含む配送業は需要があってかなり稼げるので、副業ではなく本業で配達員をするなら軽自動車での配達も良いと思います。
※分からないことは登録後にサポートスタッフにチャットで質問できます。(Uber公式サイト)
Uber Eatsの配達で使う乗り物はレンタルできる?
自転車・バイクを持っていない方や自宅がUber Eats(ウーバーイーツ)のエリアから遠い人は、レンタル自転車(シェアサイクル)を借りて稼ぐという方法もあります。
最近は大きな都市ならシェアサイクルがあるので、それを借りればUber Eats(ウーバーイーツ)のエリアに住んでいなくても配達できます。
例えば、全国の主要都市にはNTTドコモが運営している電動アシスト自転車のレンタサイクル(通称:赤チャリ)があります。
赤チャリとは、docomoが運営している電動アシスト自転車のシェアサイクルで、好きな場所で借りられて、好きな場所で返すことができるレンタサイクルです。
サイクルポートにある自転車にICカードをタッチすることで誰でも借りることができます。
基本的に郊外より都心部の方が稼げるので、赤チャリに乗ってUber Eats(ウーバーイーツ)の配達をしている人は結構多いです。
その他にもハローサイクリングやCOGICOGI、LUUP(ループ)というシェアサイクルもあるので、稼働するエリアのシェアサイクルやレンタル自転車をチェックしてみてください。
なお、バイクや軽貨物車はレンタル(リース)でも配達できます。
例えば、K-VANリースなら月額19,800円~でリースできて、黒ナンバーの取得手続きも無料でやってくれるのでおすすめです。
バイクをレンタルしたいという方は、Hondaのバイクサブスク「EveryGoデリバリー」がおすすめです。
Hondaの「EveryGoデリバリー」は、配達などに便利なバイクサブスクリプションサービスで、月額14,500円から利用でき、初期費用や解約費用がかかりません。
最短1か月から契約でき、保険やメンテナンス費用も月額料金に含まれているため、手軽で安心して利用できます。
短期でも長期でも使いやすく、配達の仕事や日常の移動手段としても最適なサービスですよ!
ちなみに、レンタカーや普通の自家用車で配達するのは禁止です。
レストランの人や注文者に見つかってUber Eats(ウーバーイーツ)に報告されたら一発でアカウント停止になるので止めましょう。
Uber Eatsの乗り物は複数登録できる?
Uber Eats(ウーバーイーツ)に登録できる乗り物は1種類だけです。今日は自転車、明日は原付バイクみたいに気軽に乗り物を変更はできません。
登録していない乗り物で配達するとアカウント停止になるのでご注意ください。
ただし、既述した通り、徒歩配達と自転車は一緒にできます。アプリから簡単に切り替えられるので、例えば「自転車で配達してたけど雨降ってきたから徒歩でやろう」ということも可能です。
なお、他のフードデリバリーサービスで複数の乗り物で登録できるのは出前館の配達員です。
出前館は配達車両を複数登録できるので、日によって配達車両を変更したい方は出前館とUber Eatsの掛け持ちするのがおすすめです。
出前館の配達員の始め方については以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
- 47都道府県で登録可能!全国で働ける
- 報酬が高単価なため、短時間でも効率よく稼げて副業にも最適
- 自転車やバイクなど複数の配達車両を登録可能で、柔軟に働ける
- 注文者に名前や顔写真が表示されないため、個人情報が守られ安心
- 時給換算で平均1,400~2,000円、効率よく安定した収入が得られる
- メールでスタッフに相談できるため、未経験者でも安心して始められる
Uber Eats(ウーバーイーツ)のおすすめの乗り物
ここまでUber Eats(ウーバーイーツ)の配達に使える乗り物についてご紹介しましたが、結局なんの乗り物がおすすめなのか?ランキングにしました。
1位:車
2位:バイク
3位:自転車&徒歩
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で一番おすすめの乗り物は車です。
理由としては、車が一番稼げるからです。爆発的に稼げる雨の日でも気にせず配達できるのは大きいです。ガソリン代など経費はかかりますが、それを差し引いても稼げます。
車はフードデリバリー以外にもAmazon配達員やPickGo(ピックゴー)などで荷物の配送もできますので、生活に困るくらい稼げないなんてことはまず起きないでしょう。
中古の軽自動車は年式や走行距離を気にしなければ10万円くらいで手に入るので、軽自動車の購入も選択肢にあって良いと思います。
次におすすめなのはバイクです。特に都心部ではなく郊外や地方都市で配達する人はバイクがおすすめです。
都心部で配達する人であれば、自転車でもバイクと同等に稼げますので、自転車でも問題ありません。
バイクや軽自動車がない人はまずは自転車で配達してみて、それから他の乗り物を検討すると良いでしょう。
- 配達依頼が多く、安定して稼げる
- 報酬は週払いで、金欠時にも安心
- 服装や髪型が自由で、自分らしいスタイルで働ける
- チップで追加報酬が期待でき、収入アップのチャンス
- 時給換算で平均1,300~2,000円、効率的に収入を得られる
- WEBで簡単登録!最短1日で稼働できるため、すぐに収入を得られる