Uber Eatsベテラン配達パートナーの尾崎さんに話を聞きました
今回はUber Eats(ウーバーイーツ)が日本に上陸した1週間後からウーバーイーツ配達員とも呼ばれているUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして働いているベテラン配達パートナーの尾崎浩二さん(通称タケさん)にインタビューさせて頂きました。
尾崎さんはUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして多くのメディアに出演し、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの顔のような存在なので知っている人も多いのではないでしょうか。
そんな配達パートナーのリーダー的存在の尾崎さんから、現在尾崎さんが運営している「Uber Eats配達パートナーのコミュニティ」のことや今計画中の「配達をしながら稼ぐ新しい方法」についてお話を伺いました。
なお、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの基本情報は以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
- 配達依頼が多く、安定して稼げる
- 報酬は週払いで、金欠時にも安心
- 服装や髪型が自由で、自分らしいスタイルで働ける
- チップで追加報酬が期待でき、収入アップのチャンス
- 時給換算で平均1,300~2,000円、効率的に収入を得られる
- WEBで簡単登録!最短1日で稼働できるため、すぐに収入を得られる
Uber Eats配達パートナー尾崎さんについて
――こんにちは、今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
――前から気になってたんですが、なぜ「タケさん」なのですか?笑
そうですよね(笑)。本名は尾崎浩二(オザキコウジ)なので「タケ」って全く入ってないですからね。
これはよく聞かれるんですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーになってブログやTwitterをやろうと思ったときに、アカウント名どうしようかなと悩んでいたんですよ。
それで、最初「ubereats_tokyo」とかにしようと思ったのですが、公式と間違えられたら嫌だなと思って止めて、Tokyoを略して「TK」にしたんですよ。
でも、TKにしたものの小室哲哉っぽくて嫌だなと思って、名前を「タケ」にした感じです(笑)
――そんな理由だったんですね(笑)
まぁ、あとは裏テーマで松竹梅の竹ってことで、真ん中くらいの売り上げがあればいいなと思って。こじつけですけど(笑)
――どういう経緯で取材などを受けるようになったのですか?
最初のきっかけは、2年くらい前に日経新聞さんの一面に、写真入りで紹介されたことです。
その時すでにLINEグループに100人くらいメンバーがいたんですが、みんな言ってたのが保険が心配だということ。
自分も怖くて配達できなかったんですよ。当時は自転車でやっていたのですが、もし子供でも轢いて1億円とか損害賠償を請求されても個人事業なんでしょうがないじゃないですか。
それで、良い保険がないか一生懸命調べて見つけて、それをみんなに共有したんですよ。
そしたらそういう活動を日経新聞さんがどこかから聞きつけて、取材の連絡が来た感じですね。
――最初はUber Eats配達パートナーというよりはフリーランスの活動として取り上げられたのですね。
そうですね。それで、その後この人はUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして取材しても大丈夫な人だという認識をされて、色々なメディアから取材が来た感じです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の保険だけでは不安
――今はUber Eats(ウーバーイーツ)の保険ありますよね?
そうですね。昔は何もなかったんですけど1年くらい前に自転車のみ対人賠償・対物賠償保険が適応になって、つい最近バイクでも適応になりました。
配達中の事故に限り、適応になります。
――自分に対しての保険はないのですか?
ないですね。万が一配達中にダンプカーとぶつかって骨折しても何もでないですし、死んでもでないです。
あくまでも誰かを傷つけたり何かを壊したりした場合にのみ保険が適応になり、自分に対しての保険はありません。
なので、その辺の良い仕組みとかを作りたいなと思ってるんですけどね。
――できたら安心して配達できますね。
皆で支えあうような組合とか作りたいですね。僕はFP(ファイナンシャルプランナー)の資格があるので保険には詳しいんですが、学生とか主婦の人は保険や確定申告の方法とか知らない人が多いんですよね。
そういうことを教えあうような仕組みを作りたいと思っています。
――今Uber Eats配達パートナーは増えているので、事故が増えて社会問題になるのではと心配しています。
そうですね。事故とか事件が続けば最悪Uberが日本から撤退する可能性もありますからね。
そうしたらこういう素晴らしい働き方がなくなっちゃう可能性もあるので、それが心配ですよね。
それが嫌だから自助努力じゃないけど、自分たちでなんかやろうよということでこういう活動をしている部分もあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達で稼ぐコツは?
――Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは稼げないという人もいます。稼ぐコツはありますか?
まず新人の人であれば長続きさせることです。
僕は色々なメディアに月30万円稼げるよと言っちゃってますが、そんな金額稼げないよと言ってすぐ辞めちゃう人がいます。
でも、最初の1ヶ月〜2ヶ月は「最低1万円稼ぐぞ!」みたいにあまりハードルを上げずに、気楽にやってみることが大事です。
5千円くらい稼げればいいやというような感覚だったり、女性だったらダイエット感覚でとかですね。
そうすると、依頼が多いエリアとかだんだん分かってきて、どんどん稼げるようになっていくと思います。
――分かります。まずは続けて欲しいですよね。
もっと稼ぎたい人は雨の日に頑張る。雨の日は誰が配達しても稼げますから気合いでやることですね。
あとは、Twitterなどで情報収集して研究することです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の人も言ってるんですが、バイクと自転車はAIで分けてるらしいんですよ。自転車だと近場の配達依頼が多くて、バイクだと遠い配達依頼が多いです。
なので、バイクや自転車の違いでも稼げるエリアが変わってくると思うので、情報収集・交換をして研究することが大事です。
Uber Eatsで稼ぐコツについては以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
――配達中のトラブルや注意点はありますか?
ピンずれ(実際の住所とマップ上でピンが刺さっている住所が違うこと)ですかね。
よくあるのがピンが刺さっている場所が区役所だったりすることです。
――あっ、私も経験あります!ピンが世田谷区役所に刺さってました。
あれアプリのバグだったり注文者が住所を正しく入力していないとそうなるんですよね。
そういうのを最初から分かるとサポートセンターに電話して対処できるんですが、新人の知らない人だとそのまま区役所に行っちゃうじゃないですか。
――私も世田谷区役所に行っちゃいました・・・
そうですよね。昔だと「日本」って出たこともあるんですよ(笑)
Uber Eats(ウーバーイーツ)にピンずれを直してくれって言っても、決まって「アメリカのUberに言わないと直らない」って返されるんですよね。
日本最大Uber Eats配達パートナーのコミュニティについて
――Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーのコミュニティを作られていますが、どういう経緯で作ったのですか?
Uber Eats配達パートナーに登録してからすぐブログやTwitterを開設して、Uber Eats(ウーバーイーツ)の体験談を書いていたんですよ。
そしたら同じようにブログやTwitterやっている人達と仲良くなっていって、「みんなで会社起こそうよ!みんなで飲み会やろうよ!」と話してたのが広まっていった感じですね。
――自然にできた感じなんですね。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達って一人でずっとやってるんで寂しかったり、もし事故が起きてもどうしていいか分からなかったりするじゃないですか。
その辺を共有できる楽しい仲間を作りたいなというのが一番の理由ですね。
――LINEグループは現在何人くらいいるんですか?
450人くらいいたんですけど、LINEグループって運営側も退会させられるんですよ。そしたら、ある日悪意のある人に自分も含めて全員退会させられて、450人いたのが0人になってしまったんですよ・・・
――酷い人もいますね・・・
それで、仕方ないから今また新しく作り直して、180人くらいにまで復活しました。今後また400人以上に復活させたいと思っています!
※登録は面接もなくWEB上で完結。Uber公式サイトから応募して、最短1日で始められます。
配達をしながら稼ぐ新しい方法
――今までどんな活動をしていたのですか?
色々やってきました。例えば、Gojo(ゴジョ)というサービスを利用して、皆でお金を集めて互助会を作ったり、渋谷でレンタルスペースを借りてUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの待機所を作ったりしていました。
あと、これは今もやっているのですが、レンタルバイクやレンタル自転車をやっている帝都産業という会社に「尾崎さん(タケさん)の紹介です」と言えば、全車種2,000円引きになります。
――そうなんですか!
はい。レンタルバイクが通常だと月額16,000円~ですが、僕の紹介であれば月額14,000円~になります。
保険も含まれていますし、月1くらいで無料メンテナンスもしてくれるのでおすすめですよ!
――今後やりたいことはありますか?
さっき言いました配達パートナーグループにUber Eats(ウーバーイーツ)以外の仕事の紹介をしたいですね。
例えば、14時〜18時くらいってあまり配達依頼なくて稼げないじゃないですか?そういう合間の時間にポスティングとかして3,000円とか稼げれば嬉しいですからね。
そんな感じの配達しながら稼げる仕事を紹介していけたらいいなと思います。
――いいですね。副業じゃなくて専業として配達する人増えそうですね。
そうですね。その他にはやっぱりコミュニティ作りですね。
今、全国に100人くらいの規模の配達パートナーグループは何個かありますが、それを統括した1,000人、10,000人規模のUber Eats配達パートナーグループを作りたいですね。
そしたら会員証を作りたいですね。
――Uber Eats配達パートナーの会員証ですか?
はい。その会員証を見せたらガソリン代や飲食代が安くなるとかですね。
――それいいですね!
実現させたいですね。
――最後にこれからUber Eats配達パートナーになる方に向けてメッセージをお願いします。
Uber Eats配達パートナーは稼げるし楽しいことだと思うので、楽しみながらやるということが大事だと思いますね。
困っていることがあれば僕がいつでも相談に乗りますのでお気軽に連絡ください。
――本日はお忙しい中ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
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- 報酬は週払いで、金欠時にも安心
- 服装や髪型が自由で、自分らしいスタイルで働ける
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- 時給換算で平均1,300~2,000円、効率的に収入を得られる
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