飲食店がUber Eatsを導入するデメリット6つ・メリット5つ【解決策あり】
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店を考えたとき、多くのオーナーが手数料35%という数字で手を止めます。
引かれる額の大きさに加えて、店内が回らなくなる不安もありますよね。この2つが引っかかって、判断を先送りにしている方は多いはずです。
私は「おいしいデリバリー」を8年運営し、自分でもデリバリー専門店を出店してきました。現在は飲食店向けの導入サポートも行っています。
さらに編集部でUber Eatsに加盟する4店舗を取材し、売上の数字や現場の工夫まで聞いてきました。
先に結論を言うと、飲食店から見たデメリットは6つです。そしてその6つすべてに、実際の加盟店がやっている対策があります。
この記事では、デメリットを1つずつ対策とセットで解説し、そのうえでメリット5つを紹介します。
読み終わるころには、自分の店にとってそのデメリットが許容できるかどうか、判断がついているはずです。
- デメリットは6つ:手数料・初期の注文数・店舗評価・オペレーション負荷・実費・配達品質
- 対策はすべて実例ベース:取材した加盟店4店舗が実際にやっている方法を紹介
- 手数料は3プラン:Uber配達35%/セルフ配達15%/お持ち帰り12%
- 値付けの目安:商品代金+容器代に25%上乗せ
- 費用:登録料・月額・解約金は0円。売れた分だけ手数料を払う
※申し込み後に担当者がつくので、登録後も安心して始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
この記事の執筆・監修者

株式会社AMO 代表取締役
小川 智之
2017年からフードデリバリー専門メディア『おいしいデリバリー』を運営。Uber Eatsなどでの配達経験・累計800回以上の注文経験・飲食店の運営を通じて、「注文者・配達員・店舗」の3つの視点から情報を発信しています。
飲食店がUber Eatsを導入する6つのデメリットと対策
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店した飲食店がつまずくポイントは、6つに絞られます。
どれも事前に知っていれば対策できるものばかりです。取材した4店舗が実際にやっている方法とあわせて紹介しますね。

①手数料35%が引かれ、店内価格のままでは利益が残らない
Uber Eats(ウーバーイーツ)で最も大きな負担は、注文ごとに売上の35%が手数料として引かれることです。
1,000円の商品が売れても、手元に入るのは650円。ここから食材費と容器代を引くと、店内と同じ価格では利益がほとんど残りません。
原価率30%の店なら、1品あたりいくら残るのか
実際にどれくらい残るのか、原価率30%の店を例に試算しました。デリバリー価格は「商品代金+容器代」に25%を上乗せした金額です。
| 項目 | 店頭1,000円 | 店頭1,500円 | 店頭2,000円 |
|---|---|---|---|
| 商品代金+容器代 | 1,050円 | 1,550円 | 2,050円 |
| デリバリー価格(25%上乗せ) | 1,310円 | 1,940円 | 2,560円 |
| 原価(店頭価格の30%) | −300円 | −450円 | −600円 |
| 手数料35% | −459円 | −679円 | −896円 |
| 容器・箸・袋代 | −50円 | −50円 | −50円 |
| 残る利益 | 501円 | 761円 | 1,014円 |

正直に書くと、1品あたりの利益は店内より下がります。店頭で売れば700円残るところが、デリバリーでは501円ですね。
それでもやる価値があるのは、この利益が追加の家賃も人件費もかけずに積み上がるからです。同じ差額を店内で埋めるなら、席を増やす改装費と人が要ります。
Uber Eatsでは、店内価格とは別の販売価格を設定できます。商品代金に容器代を足し、その合計に25%を上乗せするのが目安です。
店頭価格から見ると約30%増し。これが加盟店の相場と重なります。
- かばのおうどん:通常料金の120%を基準に設定
- ラーメンタロー:店内と同等の利益が出るように逆算して設定
- ガパオ食堂:店より少し高めだが、注文数への影響はほぼなし
50%まで上げると割高感が伝わって選ばれなくなります。迷ったら一律25%で始めて、あとから商品ごとに調整してください。
客単価別の試算や値付けの手順は「Uber Eatsの手数料は店舗側いくら?35%の内訳と価格設計」で解説しています。
②出店してすぐは注文が入りにくい
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店しても、最初の数か月は注文が少ない状態が続きやすいです。
これは仕組み上そうなりやすい面があります。公式が公開している表示順位の判断材料に、次のように書かれているからです。
- 店舗の過去の注文規模
- 注文者の評価
- 平均調理時間・配達予定時間・配達先までの距離
- 正確かつ迅速に注文を完了した実績(ミス・キャンセル・苦情がないこと)
- プラットフォーム上での人気度、掲載している有料広告
先頭が「店舗の過去の注文規模」です。出店したばかりの店は実績データがないため、そもそも上位に表示されにくくなります。

裏を返せば、この時期を耐えた店だけが順位を上げていくということ。ここが出店判断で一番のヤマ場になります。
- 写真と説明文を定期的に手直しする
登録時のまま半年放置している店は、まず伸びません - 広告やプロモーションで初速を補う
実績が貯まるまでの露出をお金で買う考え方です - 提供スピードを上げて露出を取る
調理設定を短くし、準備完了を早めに押すとマッチングが早まります
3つ目には注意点があります。これはメニューを絞り切って即提供できる店だから成立する方法です。
オペレーションが固まっていない段階で真似すると、配達員を待たせて評価を落とします。体制ができてから試してください。
初期の露出を広告で補う方法は「Uber Eatsのマーケティング機能とプロモーションの活用法」にまとめました。
③店舗評価が下がると注文が一気に減る

Uber Eats(ウーバーイーツ)は表示順位がアルゴリズムで決まるため、店舗評価が落ちると注文数も一気に減ります。
特に意識したいのが評価4.7のラインです。優良店向けの「Eats厳選」バッジの獲得条件で、ここを切ると露出が大きく落ちます。
評価が下がる原因は、意外なほど単純です。
- 商品の入れ忘れ・入れ間違い
- 到着時に料理が冷めている
- 提供までの時間が長い
- 容器の汁漏れ・破損
どれも「気をつけます」で防げるものではありません。仕組みで潰す必要があります。
取材したかばのおうどんでは、「再確認者の署名欄」付きのデリバリー専用伝票を使っていました。
調理担当とは別のスタッフが中身を確認し、署名して渡す仕組みです。
地味ですが、評価維持にはこの手の「人為ミスを潰す仕組み」が一番効きます。
バッジの獲得条件は「Uber Eatsの「Eats厳選」とは?バッジを獲得する5つの条件と店舗のメリット」で確認できます。
④最初の1〜2か月は店内オペレーションの負荷が上がりやすい
Uber Eats(ウーバーイーツ)を始めた最初の1〜2か月は、店内の作業に負荷がかかりやすい時期です。
注文を受けて、作って、詰めて、配達員に渡す。この流れが既存業務に乗るので、慣れるまではバタつくんですよね。
どれくらい影響が出るかは店の体制しだい。少人数で回している店ほど、ピーク時に店内のお客様を待たせるリスクが上がります。

- メニューを5〜10品に絞って始める
慣れてから増やせば十分です - 営業時間を限定する
平日のみ、14〜17時のみなど段階的に広げましょう - 一時休止機能を遠慮なく使う
混んできたらワンタップで受付を止められます - 梱包資材の置き場を先に決める
厨房が手狭な店ほど先に詰まる部分。取材店舗では、どんぶりをカウンターに出して棚を空けていました
小さく始めて慣れたら広げるほうが、結果的に評価も保てて長続きします。
絞り込むメニューの選び方は「Uber Eatsで売上倍増!今すぐ使えるメニュー構成の6つのコツ」が参考になります。
⑤「初期費用0円」でも実費はかかる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の出店は登録料・月額費用・解約金がすべて0円です。ただし「何も選ばなければ0円」というのが正確なところですね。
出店時に発生しうる実費は次の3つです。
| 項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| タブレット | 0円〜22,500円 | Uber Eatsから借りると22,500円。自前のiPadやスマホなら0円 |
| メニュー写真の撮影 | 0円〜約13,000円 | プロ撮影は15枚程度で約13,000円。自分で撮れば0円 |
| 容器・包装費 | 1注文40〜105円 | 汁物ほど高くなる。注文ごとに毎回かかる |
つまり自前の端末と自分で撮った写真なら、初期費用は本当に0円です。
手元に使える端末がなければ、レンタルより購入がおすすめです。Amazonでの価格帯の目安はこのあたり。
- ノーブランドの中国製:12,000円前後
- Xiaomiなどの有名メーカー:25,000円前後
レンタルは22,500円かかります。同じくらいの金額を出すなら、買って手元に残すほうが得ですよね。
選ぶときはメモリ4GB以上を目安に。私も最初は2GBの安いモデルを使っていましたが、動作が重くて買い替えました。
容器は汎用性の高いものを2〜3種類に絞ると、保管スペースもコストも抑えられます。1注文ごとに必ずかかる費用なので、価格設定に必ず織り込んでください。
メニュー写真は撮影を依頼せず、自分で撮るのがおすすめ
撮影費を浮かせる以上に、自分で撮ったほうが得になる理由が3つあります。
- 納品まで2週間ほど待つ
営業開始のタイミングがそのぶん遅れます - 他社では使い回せない
Uber Eatsに撮ってもらった写真は、出前館など別のサービスには掲載できません - AIできれいに補正できる
スマホで撮ってChatGPTなどで明るさや背景を整えれば、見栄えは十分に整います
複数のサービスに出す予定があるなら、なおさら自前の写真を持っておくほうが身軽ですよ。
⑥配達品質を店舗側でコントロールできない
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は、登録した配達パートナーが行います。そのため料理が傾いた、配達が遅れたといったトラブルを店舗側では防げません。
しかも配達中のトラブルでも、注文者からの低評価は店舗につくことがあります。歯がゆい思いをする場面ですね。
取材した4店舗は、この問題に2つの角度から手を打っていました。

梱包でリスクを減らす
配達品質は完全にはコントロールできませんが、梱包の工夫でリスクは大きく減らせます。
- ラーメンタロー式
麺とスープを別容器に。器への移し替えを想定してスープは大盛りにしています - with PADDY式
玄関置きを想定し、紙袋の外側をさらにビニール袋で包む二重梱包 - 共通の基本
汁物は蓋をテープで固定。紙袋の中で容器が動かないようサイズを合わせます
ラーメンタローのオーナーは「麺とスープを分けてからクレームがほぼゼロになった」と話していました。
配達パートナーを味方につける
もう1つが、配達する人との関係づくりです。コントロールできないなら、丁寧に扱ってもらえる関係をつくるという発想ですね。
- 出店前の準備でつぶせるもの:手数料(値付け)・実費(端末と写真)・配達品質(梱包)
- 運用しながら慣れていくもの:初期の注文数・店舗評価・店内オペレーションの負荷
- 先に手を打つべきは前者:値付けを間違えたまま走ると、売れるほど赤字が増えます
- 後者に必要なのは時間:小さく始めて3か月続ければ、たいてい落ち着きます
※難しい準備や機材は不要。すぐに始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
デメリットを上回るUber Eats導入の5つのメリット
ここまで挙げたデメリットを引き受けてでも、出店する価値はあります。
理由は店内の売上を削らずに、デリバリーの売上がまるごと上乗せされるから。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店した飲食店が実際に感じているメリットを、5つに整理しました。
①初期費用・月額・解約金がすべて0円
Uber Eats(ウーバーイーツ)は登録料0円・月額0円・解約金0円の完全成果報酬型です。売れなければコストはかかりません。
従来のデリバリーでは、配達員の採用や教育、バイクの手配に大きな投資が必要でした。配達をすべて配達パートナーが担当するので、人件費も車両費も持たずに始められます。
そして意外と知られていないのが、手数料が1種類ではないことです。誰が配達するかによって3段階に分かれます。
| プラン | 手数料 | 内容 |
|---|---|---|
| Uber配達パートナー | 35% | 配達をUber Eatsの配達員に任せる標準プラン |
| セルフ配達 | 15% | 掲載はUber Eats、配達は自店スタッフが行う |
| お持ち帰り | 12% | 注文者がアプリで注文し、店舗に取りに来る |
すでに配達スタッフや車両を持っている店なら、セルフ配達で手数料を20ポイント下げられます。

②店内売上にデリバリー売上が純増する
編集部が取材したUber Eats(ウーバーイーツ)加盟店4店舗では、売上比率が8〜25%でした。月商の1〜2割がデリバリー経由で生まれている計算です。
| 店舗名 | 業態 | 売上比率 | 1日の注文数 |
|---|---|---|---|
| ガパオ食堂 | タイ料理 | 20〜25% | 50〜100件 |
| かばのおうどん | うどん | 約20% | ー |
| ラーメンタロー | ラーメン | 10〜15% | ー |
| with PADDY | メキシカン | 約8% | 約10件 |
「デリバリーを始めたら店内の売上が減るのでは」と心配する方もいますが、そうはなりません。
注文の多くは、もともと来店しなかった層からのものです。店内のお客様を奪うことなく、売上が純粋に増えます。
売上比率が最も高かったガパオ食堂の取材記事では、「月商1,000万円なら約250万円がデリバリー。完全に売上の柱です」というオーナーの言葉も紹介しています。
③商圏外の新規顧客に認知される
Uber Eats(ウーバーイーツ)に掲載されると、看板やチラシでは届かなかった顧客にもリーチできます。
アプリを開くと位置情報から近くの店舗が表示されるため、お店の存在を知らなかった人にも自然に認知が広がるんですよね。
特に効くのが次の3つの立地です。
- 住宅街にある隠れ家的な店
- オープンしたばかりで認知がない新店
- 駅から離れていて通りがかりが少ない店舗
私自身、東京の三軒茶屋に住んでいますが、普段は行かない下北沢の店から注文することがよくあります。注文者から見ても「知らなかった店との出会いの場」として機能しているんです。
④デリバリーから実店舗への来店につながる
Uber Eats(ウーバーイーツ)で注文して気に入ったお客様が、後日そのまま来店するケースは意外と多いです。
取材したwith PADDY(メキシカン)のオーナーも、「注文をきっかけに店を知り、実際に来てくださるお客様がいる」と話していました。
デリバリーは単なる販売チャネルではなく、商圏を超えて味を届けるデジタル上の看板として働きます。
- かばのおうどん:オーナー権限カードを同梱し、SNSのフォローと再来店を促す
- ガパオ食堂:容器に手書きのイラストを添える
- 基本の施策:ショップカードの同封、「このチラシ持参で10%オフ」などの来店特典
紙袋やビニール袋に自店のチラシやカードを入れても問題ありません。この一手間が、顔の見えない不安を「期待を超える体験」に変えてくれます。
⑤営業時間と受付を自由にコントロールできる
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、営業時間の設定も受付の停止も、すべてアプリから操作できます。
たとえば、こんな運用も可能です。
- 実店舗のオープンが11時でも、アプリ上では10時30分から開店する
- ランチとディナーの間のアイドルタイムだけ稼働させる
- 定休日にデリバリーだけ営業する
取材したラーメンタローは、この空き時間の活用だけで売上を10〜15%上乗せしていました。
忙しい時間帯は止めて、余裕がある時間だけ動かす。この使い分けができるのは大きな安心材料です。
- アイドルタイムが長い店
ラーメンタローは空き時間の活用だけで売上を10〜15%上乗せしました - 住宅街・駅から遠い立地の店
看板やチラシでは届かない層に、アプリの位置情報経由で認知が広がります - オープンしたばかりの新店
来店のきっかけづくりとして、デリバリーが看板の役割を果たします - 配達スタッフや車両をすでに持つ店
セルフ配達なら手数料が15%になり、コスト面の不利がほぼ消えます
Uber Eatsのデメリットが致命傷になる店・ならない店
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店を見送ったほうがいいのは、3つのケースだけです。
それ以外の店なら、ここまで挙げたデメリットは対策で回避できます。これまで導入サポートで「これは止めたほうがいい」と伝えてきたのは、次の3つでした。
- 空間・接客・演出が価値の中心になっている店
料理だけ切り出すと印象が下がり、ブランドが傷つきます - 店内営業だけですでにキャパオーバーの店
調理の余力がない状態で受けると、店内もデリバリーも共倒れになります - 設定したら放置するつもりの店
実績を積むほど有利になる仕組みなので、放置では伸びません
出店前の意思決定チェックリスト
自店で対策を実行できるかどうかを、5つの質問で確認してみてください。3つ以上に「できる」と答えられるなら、出店する価値は十分にあります。
- 店頭の120〜130%の価格設計で、手数料を引いても利益が残るか
- 容器や紙袋の保管スペースを確保できるか
- 入れ忘れを防ぐダブルチェックの仕組みを作れるか
- すぐ出せるメニューを5〜10品に厳選できるか
- 配達パートナーと良好な関係を築く姿勢があるか
向き不向きをさらに詳しく判断したい方は「Uber Eats加盟店のリアル!導入前に知っておきたいこと」もご覧ください。
Uber Eats導入のデメリットに関するよくある質問
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店を検討している飲食店オーナーから、よく聞かれる質問をまとめました。
- 合わなかった場合、解約金はかかりますか?
-
かかりません。解約金・違約金は0円で、いつでもやめられます。
一時的に止めたいだけなら、解約せずに休止する選択肢もあります。繁忙期や改装期間だけ止めておくこともできますよ。
- 出前館やmenuのほうがデメリットは少ないですか?
-
手数料の水準は各社とも大きく変わらず、デメリットの中身もほぼ同じです。
出前館は販売手数料に加えて決済手数料も店舗負担になるため、トータルの負担はやや高くなります。まず1社で運用を固めてから追加するのがおすすめです。
各社の条件は「【飲食店向け】フードデリバリー加盟4社の手数料・売上を徹底比較!おすすめは?」で比較しています。
- 個人経営の小さな店でも出店できますか?
-
実店舗として営業し、その場所で飲食店営業許可証を取得していれば出店できます。個人店・1人営業でも問題ありません。
ただし2026年7月1日から、中小規模・個人営業のバーチャルレストランとデリバリー専門店は新規の受付が終了しました。すでに営業している店舗や、来店できる実店舗は対象外です。
必要な許可の詳細は「Uber Eatsに店舗を出店するための条件とは?飲食店営業許可証や準備すべきこと」にまとめました。
- 手数料35%を下げる方法はありますか?
-
自店で配達する「セルフ配達」なら手数料は15%です。
すでに配達スタッフや車両を持っている店舗であれば、配達にかかる人件費が差額を下回る限り利益が残ります。逆に配達要員をゼロから雇うなら、35%のほうが安く済むケースがほとんどです。
- 登録から営業開始まで何日かかりますか?
-
最短で約1週間から営業を始められます。
手続きはすべてオンラインで完結します。つまずきやすいのは書類とメニュー情報の提出で、写真の撮影を依頼すると2週間ほど待つことになります。
各ステップの画面と必要書類は「Uber Eatsに飲食店を出店するには?店舗登録の方法・始め方」で確認できます。
- ピーク時に店内が忙しくなったら注文を止められますか?
-
管理画面からワンタップで受付を一時休止できます。
調理時間を長めに設定して注文数を自然に減らす方法もあります。時間帯ごとにメニューを切り替えられるので、ピーク時だけ調理が簡単なメニューに絞る運用も可能です。
※「使わない=コストゼロ」だから赤字リスクなしで導入できます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eatsのデメリットとメリットの結論
本記事では、飲食店から見たUber Eats(ウーバーイーツ)のデメリット6つとメリット5つを解説しました。
最後に、出すか見送るかの判断を整理しておきます。
- 本当に見送るべきなのは1パターンだけ
設定して放置するつもりの店です。残り2つは出し方を変えれば参入できます - 成否を分けるのは業態でも立地でもない
3か月、写真と説明文の手直しを続けられるかどうかで決まります - 出店前に固めるのは値付けだけでいい
商品代金+容器代に25%上乗せ。残りは走りながら整えられます - 迷っているなら出してみたほうが早い
固定費も解約金も0円。判断材料は出したあとのほうが早く集まります
手数料35%という数字だけを見ると高く感じますが、デリバリー売上は「やらなければゼロだった売上」です。
値付けさえ間違えなければ、席を増やさずに利益を積み増せます。しかも使わなければコストはかからず、合わなければ解約金なしでやめられるんです。
半年やってみれば、自分の店に合うかどうかはだいたい見えてきます。判断材料が足りないまま悩み続けるより、一度出してみるほうがリスクは小さいですよ。


