出前館の出店費用は?店舗側にかかる手数料や初期費用を解説

『おいしいデリバリー』オガワ編集長
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出前館に店舗を登録しようと検討している方の中には、出店費用や手数料がいくらかかるのか気になる方も多いでしょう。

そこで、当ページでは出前館に店舗を出店する際にかかる費用や、出前館に支払う手数料についてご紹介します。

出前館に飲食店を出店しようと考えている方にとって、参考になる情報を提供しますので、ぜひご覧ください。

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  • 手数料は売上の35%ですがカード決済手数料や銀行振込手数料などは無料!
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出前館の出店費用

まずは、出前館に店舗を出店する際にかかる費用についてご紹介します。

初期費用・月額費用

出前館には自社配達と配達代行(シェアリングデリバリー)のサービスがあり、現在はどちらも出店費用が無料です。

ただし、これは期間限定のオファーであり、本来は登録手数料として20,000円がかかります。予告なく無料期間が終了する可能性があるため、早めの登録をおすすめします。

月額料金も無料なので、固定費はかかりません。

注文を受注するためのタブレット端末代

出前館の注文を受注するためにはタブレット端末が必要です。

スマートフォンは個人情報の取り扱いなどでリスクがあるため使用禁止されています。

タブレット端末が手元にない場合、自分で用意する必要があります。

出前館ではタブレット端末をレンタルすることもでき、LTEモデルで月額2,000円です。しかし、現在はタブレット端末を2万円前後で購入できるため、レンタルよりも購入した方が経済的かもしれません。

オススメはメモリが4GB以上のタブレット端末です。

私自身、最初はメモリ2GBのLenovo B10(10.1インチ)を使用していましたが、動作が遅くストレスを感じたため、メモリ4GBのLenovoのM10(10.1インチ)に買い替えました。

LenovoのM10も悪くはないですが、他にオススメのタブレット端末として「OPPO Pad Air」があります。メモリ4GBで薄型軽量、デザインもスタイリッシュです。

デザインにこだわらず、とにかく安いものを希望する場合は「aiwa tab AB8」をオススメします。8インチと小さめですが、メモリ4GBで最低限の機能が備わっており、2万円を切ります。日本の企業製なので安心感もあります。

メニューの写真撮影費用

出前館に掲載するメニューの写真は、自分で用意するか、出前館に撮影してもらうかを選択できます。

出前館に撮影を依頼する場合の費用は無料で、トップ画像1枚とメニュー写真最大34枚を撮影してくれます。

ただし、出前館に撮影を依頼すると、撮影日の調整が必要となり、その分登録が遅くなります。出店エリアやタイミングにもよりますが、撮影日は通常2週間から1か月ほど先になることが多いです。

早く出店したい場合は、まず自分で撮影した写真を使い、後日出前館に撮影を依頼するのも良い方法です。

出前館の店舗側にかかる手数料

出前館の店舗側にかかる手数料は自社配達と配達代行(シェアリングデリバリー)で違います。それぞれの手数料を解説します。

自社配達の手数料

出前館の自社配達の手数料は商品代金の10%です。

自社配達では出前館の配達員ではなく、自店舗のスタッフが配達を行います。そのため、これは配達手数料というよりも出前館の掲載料の意味合いが強いですね。

さらに、注文者がクレジットカードなどでキャッシュレス決済をした場合、最大3.245%の決済手数料も発生します。

配達代行の手数料

出前館の配達代行(シェアリングエコノミー)の手数料は商品代金の35%です。

この手数料の内訳は、サービス手数料が10%、配達代行手数料が25%となっています。

配達代行では出前館の配達員が配達を代行するため、配達員を雇う必要がなく、その分手数料が高く設定されています。

また、自社配達と同様に、注文者がクレジットカードなどでキャッシュレス決済をした場合、最大3.245%の決済手数料も発生します。

出前館は「テイクアウト」がないので、テイクアウトの手数料はありません。

出前館の売上の振込日

出前館で飲食店を出店している店舗の売上の振込日は月1回払いと月2回払いがあり、契約内容により異なります。

月1回払いの場合、月末締め、5営業日後支払いとなります。

月2回払いの場合、月15日締め5営業日後支払い、月末締め5営業日後支払いとなります。これは出前館配達員と同じ振込スケジュールですね。

出前館の解約金・違約金

出前館に加盟して出店を辞めたい場合、解約金や違約金は発生しません。

月額費用もかからないため、店舗が閉店したのでなければ、解約する必要はないでしょう。

なお、解約したい場合は、出前館店舗管理サイトの「お問い合わせ」から解約希望のメッセージを送り、退店申請書を提出することで解約が可能です。

出前館とUber Eatsの出店費用・手数料を比較

フードデリバリーサービスの最大手といえばUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、ここでは出前館との出店費用や手数料の違いを比較していきます。

出前館
出前館
初期費用
無料
月額費用
無料
手数料(自社配達)
商品代金の10%
手数料(配達代行)
35%
手数料(テイクアウト)
テイクアウトなし
キャッシュレス決済手数料
~3.245%
Uber Eats
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初期費用
無料
月額費用
無料
手数料(自社配達)
自社配達なし
手数料(配達代行)
35%
手数料(テイクアウト)
12%
キャッシュレス決済手数料
無料

初期費用と月額費用は、Uber Eatsも出前館も無料ですね。

配達代行の手数料は、Uber Eatsと出前館の両方とも35%ですが、キャッシュレス決済の手数料に違いがあります。Uber Eatsでは無料なのに対し、出前館では約3%かかるため、出前館の実質的な手数料は38%になります。

よって、手数料が安いのはUber Eatsということになります。

Uber Eatsの出店費用や手数料については以下の記事に記載しています。

出前館の出店費用まとめ

出前館の店舗の出店費用についてご紹介しましたが、最後にまとめます。

本記事のまとめ
  • 出前館の出店にかかる初期費用は無料
  • 月額費用など固定費はかからない
  • 出前館の自社配達の手数料は商品代金の10%
  • 出前館の配達代行の手数料は商品代金の35%
  • キャッシュレス決済手数料が最大3.245%かかる

出前館は初期費用や固定費をかけずにデリバリーを導入できるため、個人飲食店のような小規模の店舗でも導入しやすいです。

注文ごとに35%の手数料が発生しますが、その分、商品の料金を値上げすることでリスクを回避できます。

また、出前館の強みは自社配達があることです。配達員を自社で用意する必要がありますが、その分手数料は格安で出店できます。

実際のところ、Uber Eats(ウーバーイーツ)の方がオーダーが入りやすいので、配達代行はUber Eatsを利用し、自社配達は出前館を利用するというように使い分けるのも良い方法です。

出前館の出店には初期費用や月額固定費がかかりませんので、気軽に申し込んでみてください。

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※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。

ABOUT ME
『おいしいデリバリー』オガワ編集長
『おいしいデリバリー』オガワ編集長
株式会社AMO 代表取締役
日本最大級の出前・宅配・フードデリバリー情報メディア『おいしいデリバリー』の編集長。2017年8月にUber Eats配達パートナーに登録して以来、複数のフードデリバリーサービスで配達員を経験している。
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