Uber Eatsに店舗を出店するための条件と必要なもの【飲食店側】
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を出店するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
例えば、営業許可証の取得や配達エリア内での営業、さらに週に4日以上、1日3時間以上の営業が求められます。
これらの条件をクリアすることで、Uber Eats(ウーバーイーツ)を通じて新たな収益機会を広げることが可能です。
本記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するための具体的な条件と必要な準備について詳しく解説します。
これからUber Eats(ウーバーイーツ)に出店を検討している飲食店経営者の方は、ぜひご覧ください!
- 47都道府県で出店可能!日本全国ほとんどのエリアで出店できる
- 初期費用・固定費が完全無料なのでリスクなし!
- 手数料は売上の35%ですがカード決済手数料や銀行振込手数料などは無料!
- 他のデリバリーサービスより注文数が断トツ1位!
- 公式サイトから申し込んで最短7日で営業開始できる
※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。
Uber Eatsに店舗を出店するための条件
Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗・飲食店を出店するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 飲食店の営業許可証を取得していること
- Uber Eatsの配達エリア内で営業していること
- 週に4日以上、1日あたり3時間以上の営業が可能であること
- 12~13時または19~20時の時間帯に営業できること
- メニューに最低5品以上を掲載すること
- 安定したインターネット接続とモバイル端末を用意すること
これらの条件を満たすことで、出店の準備が整います。
飲食店の営業許可証を取得していること
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するには、保健所が発行する有効な飲食店営業許可証が必要です。この許可証がなければ出店することはできません。
また、営業許可証は有効期限内であることが求められ、Uber Eatsに登録する店舗の住所と、許可証に記載されている住所が一致している必要があります。
Uber Eatsの配達エリア内で営業していること
Uber Eats(ウーバーイーツ)には配達エリアが設定されており、そのエリア内で営業している店舗のみが出店できます。
自店舗が配達エリア内にあるかどうかを確認することが重要で、エリア外にある場合は出店が難しくなります。
配達エリアの詳細は以下の記事で確認できますが、エリアは随時拡大されることもあるため、最新情報についてはUber Eatsのレストランサポートにメールで問い合わせて確認してください。
週に4日以上、1日あたり3時間以上の営業が可能であること
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するには、1日あたり3時間以上、週に4日以上の営業が求められます。
これは、顧客に安定したサービスを提供するための基準であり、特にピークタイムでの営業が重要視されます。
なお、営業時間は後から変更することも可能ですので、初めは基本的な営業日数と時間を確保できていれば問題ありません。
12~13時または19~20時の時間帯に営業できること
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するには、昼の12~13時、夜の19~20時のどちらかで営業できることも条件です。
これらの時間帯はランチやディナーのピークタイムであり、注文が多く集中するため、Uber Eatsでの売上を伸ばすために重要な時間帯となります。
このため、これらのピーク時間に対応できることが出店の条件となります。
メニューに最低5品以上を掲載すること
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する際には、メニュー数を最低5品以上掲載する必要があります。
メニューが少ないと注文数が伸び悩む可能性があるため、できるだけ多くの品目を揃えることが望ましいです。
安定したインターネット環境とモバイル端末が必要
注文の受注や管理を行うためには、安定したインターネット環境とモバイル端末(スマートフォンやタブレット)が必要です。
インターネットが不安定だと、注文の取りこぼしや対応の遅れが発生し、顧客満足度に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、モバイル端末はスマートフォンだと一部機能が制限される場合があり、画面も見づらいことがあるため、タブレット端末の使用をおすすめします。
Uber Eatsに出店するために必要なもの
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する際には、下記の書類や情報の提出が求められます。
- 飲食店営業許可証
- 代表者の身分証明書
- 銀行口座情報
- タブレットまたはスマートフォン
これらを事前に準備しておくことで、登録手続きをスムーズに進めることが可能です。
※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。(Uber Eatsレストラン公式ページ)
飲食店営業許可証
既述の通り、Uber Eats(ウーバーイーツ)を出店するには、まず飲食店営業許可証が必要です。保健所から発行されるこの許可証は、Uber Eatsに登録する際にも提出が求められます。
許可証は有効期限内である必要があり、Uber Eatsに登録する店舗の住所と、許可証に記載されている住所が一致していなければなりません。許可証の期限切れに注意し、常に有効な状態を保つようにしましょう。
また、お菓子を販売する場合は菓子製造業許可証、アルコール飲料を販売する場合は酒類小売業免許の提出も必要です。
代表者の身分証明書
Uber Eats(ウーバーイーツ)の登録手続きの際には、代表者の身分証明書のアップロードが必要です。
代表者は必ずしも代表取締役である必要はなく、Uberとの契約書に署名する権限がある方であれば問題ありません。
本人確認書類として、以下のいずれかをアップロードする必要があります。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の方の場合)
もし本人確認書類の提出が難しい場合は、6ヶ月以内に発行された登記簿謄本(履歴事項全部証明書)でも対応可能ですので、そのアップロードをお願いします。
銀行口座情報
Uber Eats(ウーバーイーツ)では売上金の振り込みのために、銀行口座情報の登録が必要です。口座情報を正確に入力しないと、振り込みが遅れる可能性があるため注意が必要です。
また、口座名義は代表者名または店舗名と一致している必要があるので、確認の上で登録を行ってください。
なお、信用金庫の口座は登録できないため、他の金融機関の口座を使用してください。
タブレットまたはスマートフォン
Uber Eats(ウーバーイーツ)の注文受注はアプリを通じて行うため、タブレットまたはスマートフォンが必要です。
これらのデバイスを使用して注文の確認や管理を行いますが、常に起動しておく必要があるため、Uber Eats専用の端末として使用するのが望ましいです。
スマートフォンでは一部の機能が使えなかったり、画面が見づらかったりすることがあるので、タブレット端末の利用をおすすめします。
もしタブレット端末がない場合、Uber Eatsからレンタルすることも可能です。レンタル料は22,500円で、機種はLenovoのものです。
レンタル料は初回に支払うのではなく、売上から差し引かれますが、タブレット端末は2万円前後で購入できるため、レンタルするよりも購入する方がコスト面で有利かもしれません。
おすすめのスペックは、メモリ4GB以上のタブレットです。
私自身、最初はコストを抑えるためにメモリ2GBのタブレットを使っていましたが、動作が遅くストレスを感じたため、4GBのタブレットに買い替えたところ、快適に使用できるようになりました。
具体的には「OPPO Pad Air」はおすすめです。メモリ4GBを搭載しており、薄型で軽量、デザインもスタイリッシュです。
デザインにこだわらず、できるだけ安価なものを求める場合は「aiwa tab AB8」も良いです。8インチとコンパクトですが、メモリ4GBで基本的な機能を備えており、価格も2万円以下と手頃です。日本の企業製なので安心感もあります。
Uber Eatsの出店に必要な費用と手数料
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する際の費用や手数料についても、事前に把握しておくことが重要です。
- 初期費用は無料
- 売上の35%の手数料がかかる
- メニューの写真撮影費用(撮影は任意)
- 契約解除時に解約金・違約金は発生しない
これらの費用を理解しておくことで、出店後の収益を正確に見積もり、店舗経営の計画を立てる際に役立てることができます。
※Uber Eatsレストラン公式ページから申し込み後、最短7日で営業開始できます。
初期費用は無料
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店は、初期費用が無料です。
ただし、これは期間限定のキャンペーンであり、通常は登録手数料として50,000円がかかります。無料期間が予告なく終了する可能性もあるため、早めの登録をおすすめします。
初期費用が無料であることにより、リスクを抑えてデリバリー事業を始められるのは大きなメリットです。
なお、Uber Eatsの注文受注に使用するタブレット端末やスマートフォンがない場合は、それらのデバイスも別途用意する必要があります。
売上の35%の手数料がかかる
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、売上の約35%が手数料として差し引かれます。
これは注文ごとに支払う成果報酬型の手数料で、固定費は発生しませんが、手数料率はかなり高めです。そのため、多くのレストランでは店舗での価格よりも20~30%ほど高く設定していることが一般的です。
また、クレジットカードやPayPayなどの決済手数料はUberが負担するため、店舗側に追加費用はかかりません。
メニューの写真撮影費用(撮影は任意)
Uber Eats(ウーバーイーツ)に掲載するメニューの写真は、自分で用意するか、Uberに撮影を依頼するか選ぶことができます。
Uberによる撮影は有料で、15枚13,000円で撮影してもらえます。
メニューの写真に加え、トップ写真も撮影してくれますが、これらの写真はUber Eats専用で、他のプラットフォーム(出前館や食べログなど)や自社のホームページ、SNSなどでは使用できません。
Uberに撮影を依頼すると、撮影日は早くても1週間後となり、写真の完成にはさらに5日前後かかるため、登録完了まで通常よりも約2週間遅くなることがあります。
自分で写真を用意する場合は、スムーズに登録ができ、費用もかからないため、早くUber Eatsで営業を始めたい方やコストを抑えたい方には、自分での撮影をおすすめします。
ただし、メニューの写真やトップ写真は売上に大きく影響する重要な要素です。登録後でもUberによる写真撮影は可能なので、まずは登録を済ませ、メニューが固まった後で依頼するのも良い方法です。
なお、料理の写真を綺麗に撮影するためのコツは、できるだけ明るい場所で撮ることです。特に、自然光が入る窓際での撮影が効果的で、美しい仕上がりになります。
契約解除時に解約金・違約金は発生しない
Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟契約を解約する際には、解約金や違約金は一切発生しません。
店舗を閉店する場合などには解約することが可能ですが、Uber Eatsの営業日や営業時間は店舗の状況に合わせて自由に設定や変更ができるため、注文対応が難しい場合は休業することもできます。
そのため、特に店舗を閉店する以外の理由であれば、無理に解約する必要はありません。自由な営業形態を維持できる点も、Uber Eatsの利点の一つです。
まとめ
この記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するための条件、必要なもの、費用についてご紹介しました。
必要な条件を満たし、準備を整えることで、デリバリー事業をスムーズに始められます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店することで、店舗の収入に加え、デリバリーによる新たな収益を得ることができます。ぜひUber Eats(ウーバーイーツ)に出店して、新たな収益源を確保し、店舗の成長を加速させましょう。
- 47都道府県で出店可能!日本全国ほとんどのエリアで出店できる
- 初期費用・固定費が完全無料なのでリスクなし!
- 手数料は売上の35%ですがカード決済手数料や銀行振込手数料などは無料!
- 他のデリバリーサービスより注文数が断トツ1位!
- 公式サイトから申し込んで最短7日で営業開始できる
※申し込み後にUberの担当者が付くため、分からないことは気軽に聞くことができます。