Uber Eatsの出店条件は6つ!飲食店営業許可証と準備するもの【2026年最新】
Uber Eats(ウーバーイーツ)に自分の店を出せるのか、条件を確認してから申し込みたい。飲食店の出店とデリバリー導入の相談を受けてきた立場から、2026年8月時点の出店条件をまとめました。
条件は6つ。すでに店舗を構えているなら、ほとんどは意識せずに満たしています。
Uber Eatsの出店条件は6つ。店の規模も業態も問われません
6つのうち多くは、店舗を構えていれば自然と満たせます。実際につまずくのは営業許可と店頭販売の2点。条件ごとに、何を確認すればいいかを書きます。
- 店舗の営業許可がある
- 店頭で商品を渡せる
- 配達エリア内にある
- 昼か夜は営業している
- 配達エリアの外にある
- 店頭で渡す窓口がない
- 週3日以下しか開けない
- 出せるメニューが4品以下
配達エリア内で飲食店営業許可を取っていて、店頭で商品を渡せるなら、Uber Eatsに出店できます。初期費用は0円、解約金もかかりません。
- 出店条件6つ:自分の店が当てはまるかの確認ポイント
- 飲食店営業許可証:有効期限・住所・追加で必要になる許可
- 書類と費用:登録時に出す4点と、手数料の内訳
この記事の執筆・監修者

株式会社AMO 代表取締役
小川 智之
2017年からフードデリバリー専門メディア『おいしいデリバリー』を運営。Uber Eatsなどでの配達経験・累計800回以上の注文経験・飲食店の運営を通じて、「注文者・配達員・店舗」の3つの視点から情報を発信しています。
Uber Eatsの出店条件は6つ

Uber Eats(ウーバーイーツ)に店舗を出店するための条件は6つです。
その住所で飲食店営業許可を取っていて、店頭でお客さんに商品を渡せる店なら、規模や業態は問われません。
| 出店条件 | 確認すること |
|---|---|
| 飲食店営業許可証 | その住所で取得済み・有効期限内 |
| 店頭での受け渡し | お客さんが店頭で買える(イートイン席は不要) |
| 配達エリア | Uber Eatsの配達エリア内で営業している |
| 営業日数・営業時間 | 週4日以上・1日3時間以上/昼か夜のピーク帯に営業 |
| メニュー数 | 5品以上を掲載できる |
| 通信環境と端末 | 安定したネット回線とタブレットまたはスマホ |
1つずつ確認していきます。
飲食店営業許可証を取得していること
保健所が発行する飲食店営業許可証がなければ、ほかの条件を満たしていても出店できません。
この許可証は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の登録手続きでも提出を求められます。

- 有効期限内であること
期限が切れていると差し戻されます - 許可証の住所と、登録する店舗の住所が一致していること
移転したまま更新していないケースが多いです
期限切れに気づかないまま申し込むと、そこで手続きが止まります。申し込む前に一度、手元の許可証を見ておいてください。
また、扱う商品によっては追加の許可がいります。
| 販売するもの | 追加で必要な許可 |
|---|---|
| お菓子・パン | 菓子製造業許可 |
| アルコール飲料 | 酒類小売業免許 |
店頭でお客さんに商品を渡せること
お客さんが店頭で商品を受け取れる状態であることが、2026年7月1日から必要になりました。
Uber Eats(ウーバーイーツ)が、中小・個人が運営するバーチャルレストランの新規受付を終了したためです。
- 店舗としての実態がなく、デリバリーだけで営業する形態のこと。ゴーストレストランとも呼ばれる
- 1つの厨房から2ブランド目、3ブランド目を出す手法も、この形にあたる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 変わったこと | 店舗としての実態がない店は、新規で出店できなくなった |
| 変わらないこと | お客さんが店頭で買える実店舗の出店は、これまで通り申し込める |
| 既存店の扱い | すでに出店しているバーチャルレストランが、すぐ閉鎖されるわけではない |
では、自宅からのデリバリー専門店はもう出せないのでしょうか。
デリバリーだけの店は出せません。ただ、お客さんが来て買える状態にしておけば、自宅でも出店できます。
イートインの席をつくる必要はありません。テイクアウト専門でも条件は満たせます。
- 営業許可
その住所で飲食店営業許可を取得している - 店頭販売
お客さんが直接来て商品を買える(イートイン席は不要) - 受け渡しの導線
店頭で商品を渡せる窓口やカウンターがある
つまり分かれ目は、ブランドの数ではなくお客さんがその場所で買えるかどうかなんですよね。

Uber Eatsの配達エリア内で営業していること
Uber Eats(ウーバーイーツ)には配達エリアが決められていて、そのエリア内の店舗だけが出店できます。
エリアの外にある店は、ほかの条件をすべて満たしていても申し込めません。
エリアは順次広がっています。自店が対象かどうかは「現在のUber Eatsのエリア」で確認してください。
週4日以上・1日3時間以上営業できること
出店の条件として、週4日以上・1日3時間以上の営業が求められます。
あわせて、昼の12〜13時か夜の19〜20時のどちらかで営業できることも条件です。
昼と夜のこの時間帯に注文が集中するためです。
メニューを5品以上掲載できること
メニューは最低5品以上を掲載する必要があります。
品数が少ないと、一覧に並んだときに選ばれにくくなります。
ただし、5品そろえれば売れるわけではありません。「メニュー構成の6つのコツ」もあわせて確認してみてください。
インターネット環境とモバイル端末があること
注文の受注と管理はアプリで行うため、安定したインターネット回線とモバイル端末が必要です。
回線が不安定だと、注文の取りこぼしや対応の遅れにつながります。
端末はスマートフォンよりタブレットがおすすめです。スマホだと一部の機能が使えず、画面も見づらいためです。
6つのうち多くは、店舗を構えていれば自然と満たせます。確認が要るのは営業許可と、店頭での受け渡しの2点です。
※申し込み後に担当者がつくので、登録後も安心して始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eats出店に必要なもの・書類は4つ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の登録手続きで提出するのは、次の4点だけ。
| 必要なもの | 内容・注意点 |
|---|---|
| 飲食店営業許可証 | 有効期限内で、登録する店舗の住所と一致していること |
| 代表者の身分証明書 | パスポート・運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか |
| 銀行口座情報 | 口座名義が代表者名または店舗名と一致していること |
| タブレットまたはスマホ | 注文の受注に使う。専用の端末にするのが望ましい |
この4点を先に揃えておくと、手続きがスムーズに進みますよ。

なお、出すかどうかをまだ決めていない段階なら、「Uber Eats出店の向き不向きは?」もあわせて読んでみてください。
身分証明書は代表取締役でなくてもいい
身分証明書を提出する「代表者」は、必ずしも代表取締役である必要はありません。
Uberとの契約書に署名する権限がある方であれば問題ありません。

- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の方の場合)
どれも提出が難しい場合は、6ヶ月以内に発行された登記簿謄本(履歴事項全部証明書)でも対応できます。
タブレットは4GB以上を自分で用意するほうが安い
注文の受注に使う端末は、レンタルするより自分で買うほうが安く済みます。おすすめはメモリ4GB以上のタブレットです。
端末がない場合はUber Eats(ウーバーイーツ)からレンタルもできますが、レンタル料は22,500円かかります。
| 用意の仕方 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| Uber Eatsからレンタル | 22,500円 | 売上から差し引かれる。機種はLenovo |
| 自分で購入 | 2万円前後 | メモリ4GB以上を選ぶ |
| 手持ちの端末を使う | 0円 | スマホは一部の機能が使えない |

私自身、最初はコストを抑えようとメモリ2GBのタブレットを使っていました。
ところが動作が遅く、注文が重なるとストレスに。4GBに買い替えてからは、ピーク時でも引っかかりを感じなくなりました。
おすすめのタブレット2機種
具体的には「OPPO Pad Air」がおすすめです。メモリ4GBを搭載していて、薄型で軽いのが使いやすいですね。
デザインにこだわらず価格を優先するなら「aiwa tab AB8」も良いです。
8インチとコンパクトですが、メモリ4GBで価格は2万円以下。日本の企業の製品なので安心感もあります。
Uber Eats出店にかかる費用と手数料

Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店は初期費用0円・月額固定費0円です。
かかるのは、注文が入ったときの手数料だけ。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 初期費用(登録手数料) | 0円 | 通常50,000円がキャンペーンで無料 |
| 月額固定費 | 0円 | 注文がない月の負担はなし |
| サービス手数料(配達代行) | 売上の35% | 注文ごとの成果報酬型 |
| サービス手数料(自店で配達) | 売上の15% | セルフ配達を選んだ場合 |
| サービス手数料(お持ち帰り) | 売上の12% | 店頭受け取りの注文 |
| メニュー写真の撮影 | 13,000円 | 約15枚。自分で撮れば0円 |
| 解約金・違約金 | 0円 | いつでも解約できる |
初期費用0円はキャンペーンによるものです。予告なく終了する可能性があるので、出店を決めているなら早めに申し込んでおくと安心ですね。
35%の内訳と利益を残す価格の決め方は「Uber Eatsの手数料は店舗側いくら?」で解説しています。
※難しい準備や機材は不要。書類がそろえばすぐに始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eatsの出店条件のよくある質問
Uber Eats(ウーバーイーツ)の出店条件について、よく寄せられる質問をまとめました。
- 個人事業主でも出店できますか?
-
法人か個人事業主かは条件になっていません。その住所で飲食店営業許可を取っていて、店頭でお客さんに商品を渡せる状態であれば申し込めます。
- 自宅のキッチンから出店できますか?
-
自宅でも、飲食店営業許可を取っていて店頭で商品を渡せるなら出店できます。必要な設備は「Uber Eatsは自宅で出店できる?」で解説しています。
- すでに出しているゴーストレストランは閉鎖されますか?
-
2026年7月1日に終了したのは新規の受付です。すでに出店している店が、それによってすぐ閉鎖されるわけではありません。
- 出店の審査に落ちることはありますか?
-
営業許可証の住所が登録内容と違う、有効期限が切れているなど、書類の不備で差し戻されることがあります。書類を整えれば再度申し込めます。
- 申し込んでからどれくらいで営業を始められますか?
-
書類がそろっていれば、最短で7日ほどが目安です。メニュー写真の撮影をUberに依頼する場合は、2週間ほど長くかかります。
まとめ:Uber Eatsに今すぐ出店できる店は?
Uber Eats(ウーバーイーツ)に今すぐ出店できるのは、配達エリア内で飲食店営業許可を取っている店です。
あわせて、店頭でお客さんに商品を渡せる状態にしておく必要があります。
本記事では、出店条件6つと必要な書類・費用を解説しました。
- その住所で飲食店営業許可を取っている
有効期限内で、登録する住所と一致している - 店頭でお客さんに商品を渡せる
イートインの席はなくてもかまわない - 配達エリア内で週4日以上営業している
昼か夜のピークタイムに開いている
- 配達エリアの外にある
エリアの拡大を待つか、他社のサービスを検討する - 店頭で商品を渡す導線がない
受け渡し用の窓口やカウンターを用意する - 営業許可の住所が今の店舗と違う
保健所で許可を取り直してから申し込む
初期費用も月額固定費もかからないので、注文が入らない月にコストだけが出ていくことはありません。
条件を満たしているなら、空いている時間を売上に変える手段として試してみる価値はありますよ。




