Uber Eats加盟店に向いている飲食店とは?4店舗取材でわかった5つの条件
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店を検討する際、「35%の手数料を払って本当に利益が出るのか」と不安に思う飲食店オーナーはは多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ほとんどの飲食店にとってUber Eatsの加盟店になる価値はあります。
当サイトが取材した4店舗すべてが「出店してよかった」と回答し、売上の8〜25%をUber Eatsが占めています。ただし、店舗によって「向き・不向き」があるのも事実です。
そこで今回は、取材で得たリアルなデータをもとに、自分のお店が出店すべきかどうかを判断するための「5つの条件」と、繁盛店のポイントをまとめました。
当サイト「おいしいデリバリー」は運営8年を迎え、私自身もデリバリー専門店の経営や出店を経験してきました。現在はその知見を活かし、導入サポートも行っています。
現場で苦労したからこそわかる「出店者側のリアルな視点」で、本音をお伝えします。
- 結論:ほとんどの飲食店にとって、Uber Eats加盟店になる価値はある
- 費用:初期費用0円・月額0円・解約金0円。手数料は売れた分だけ(デリバリー35%)
- 利益:店内価格より20〜30%上乗せすれば、手数料35%でも利益は出る
- 売上実績:取材した4店舗の売上比率は8〜25%(Uber Eatsがなければゼロだった売上)
- 向いている店:すぐ作れるメニューがある、アイドルタイムがある、など5つの条件
- 成功の鍵:オペレーション最適化、Eats厳選バッジ獲得、顧客体験の工夫
※申し込み後に担当者がつくので、登録後も安心して始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
この記事の執筆・監修者

株式会社AMO 代表取締役
小川 智之
2017年からフードデリバリー専門メディア『おいしいデリバリー』を運営。Uber Eatsなどでの配達経験・累計800回以上の注文経験・飲食店の運営を通じて、「注文者・配達員・店舗」の3つの視点から情報を発信しています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店の費用と仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店は、初期費用0円・月額0円で始められます。 売れなければ一切コストがかからない、完全成果報酬型の仕組みです。
Uber Eatsの仕組みは?三者の役割
Uber Eats(ウーバーイーツ)は「注文者」「配達パートナー」「飲食店(加盟店)」の三者で成り立っています。
| 役割 | 担当内容 |
|---|---|
| 注文者 | アプリで料理を選び、注文・決済を行う |
| 飲食店(加盟店) | 注文を受けて調理し、配達パートナーに商品を渡す |
| 配達パートナー | 店舗で商品を受け取り、注文者へ届ける |

店舗側の業務は「調理」と「商品の受け渡し」のみ。 配達員の採用や管理、車両の用意はすべてUber Eats側が担います。だからこそ、配達に関する手間やコストをかけずにデリバリー事業を始められるのです。
出店費用一覧
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 形式上は5万円ですが、長年無料キャンペーン中 |
| 月額費用 | 0円 | 売上が0円なら請求も0円 |
| デリバリー手数料 | 35% | 注文金額に対して |
| テイクアウト手数料 | 12% | 注文金額に対して |
| 決済手数料 | 0円 | デリバリー手数料に含まれる |
| 解約金 | 0円 | いつでも解約可能 |
このほか、タブレット(約2万円・自前のiPadでも可)とデリバリー用容器が必要です。
ポイントは「売れた分だけ手数料を払う」仕組みであること。 固定費がかからず、解約金もないため、「とりあえず試してみる」ことが可能です。
出店費用については、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
※申し込み後に担当者がつくので、登録後も安心して始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eats加盟店に向いている飲食店・向いていない飲食店
結論から言うと、ほとんどの飲食店はUber Eats(ウーバーイーツ)加盟店になれます。ただし、「向いている店」と「慎重に検討すべき店」があるのも事実です。
ここでは、取材した4店舗の事例と、私自身の出店経験をもとに、向き不向きの判断基準を解説します。
- 出店をおすすめする5つの条件:3つ以上当てはまれば前向きに検討を
- 慎重に検討すべき3つのケース:該当しても対策次第で導入可能
まずは自店がどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。
出店をおすすめする5つの条件
以下のチェックリストで、あなたの店舗が当てはまるか確認してください。3つ以上当てはまれば、Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店になることをおすすめします。
- すぐ作れるメニューがある
- アイドルタイム(暇な時間帯)がある
- 新規顧客・認知度を増やしたい
- 自前の配達員を雇う余裕がない
- 粘り強く改善を続けられる

①すぐ作れるメニューがある
調理時間が短いメニューがあれば、デリバリーとの相性は抜群です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、注文が完了するまでのスピードがアルゴリズム評価に影響します。調理時間が短いほど評価が高まり、アプリ内で上位表示されやすくなるため、さらに注文が増えるという好循環が生まれます。
実際に取材した「ガパオ食堂(タイ料理)」では、「すぐに提供できるメニューだけを掲載する」という方針を徹底。その結果、1日あたり50〜100食の注文を安定して獲得しています。
丼もの、カレー、炒め物、サンドイッチなど
メニュー構成ついては、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
②アイドルタイム(暇な時間帯)がある
ランチとディナーの合間や平日の午後など、お店が落ち着く時間帯をうまく活用できるのがデリバリーの強みです。
最大のメリットは、店内の状況に合わせて柔軟に運用を変えられる点にあります。ピーク時は受付を停止し、席に余裕がある時間だけ稼働させれば、スタッフを増やすことなく売上を上乗せできるからです。
実際に取材した「ラーメンタロー」では、まさにこの「空き時間の有効活用」を目的にUber Eats(ウーバーイーツ)を導入しています。忙しい時間帯の負担はそのままに、無理なく全体の売上を10〜15%も底上げできているのは、賢い選択だと感じます。
14〜17時(アイドルタイム)、閉店後、定休日
③新規顧客・認知度を増やしたい
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、新規顧客を獲得する2つのルートを持っています。
1つ目は「お店の存在を知ってもらう」ルート。
アプリを開くと、位置情報に基づいて近くの店舗が表示されます。
看板や口コミだけでは届かなかった層にもリーチできるため、住宅街の隠れ家的な店、オープンしたばかりの新店、駅から離れた立地の店舗にとっては大きなチャンスです。
2つ目は「デリバリーで味を知って、実店舗に来る」ルート。
「Uber Eatsで注文して美味しかったから、今度は実際にお店に行ってみよう」という流れで来店するお客様は意外と多いです。
取材した「with PADDY(メキシカン)」のオーナーは「Uber Eatsで注文して気に入ったお客様が、後日お店に来てくださるケースが意外と多い」と語っています。
このように、Uber Eatsは「認知獲得」と「実店舗への送客」の両方に使えるツールです。
料理と一緒にショップカードや割引クーポンを同封すれば、実店舗への誘導をさらに促進できます。
住宅街や駅から離れた立地、オープンしたばかりの新店、店内でしか味わえない体験がある店、リピーターを増やしたい店
④自前の配達員を雇う余裕がない
配達員の採用・教育・シフト管理は、想像以上に手間とコストがかかります。Uber Eats(ウーバーイーツ)なら、これらすべてが不要です。
配達は配達パートナーが担当するため、店舗側は調理と受け渡しに集中できます。バイクや自転車を用意する必要もなく、配達中の事故リスクも店舗は負いません。
取材した4店舗すべてが「配達員を雇わなくていいのは大きい」と口を揃えています。特に個人店や少人数で運営している店舗にとって、このメリットは大きいでしょう。
個人店、1〜2人で運営、人件費を抑えたい店舗
⑤粘り強く改善を続けられる
正直なところ、出店してすぐに注文が殺到することは滅多にありません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のアルゴリズムは、評価・配達時間・キャンセル率など複数の要素で表示順位を決めています。新規出店の店舗は実績がないため、最初は表示されにくいのが現実です。
しかし、以下のような改善をコツコツと続けることで、注文は着実に増えていきます。
- メニュー写真のクオリティを上げる
- 説明文を分かりやすく整える
- プロモーションを活用する
実際に「かばのおうどん」のオーナーも、「最初は試行錯誤の連続だったけれど、改善を楽しめるお店なら挑戦する価値は十分にある」と話しています。
「with PADDY」でも、最初は全く鳴らなかった注文が、粘り強く続けたことで徐々に増えていったそうです。
データを見て改善できる、すぐに結果が出なくても続けられる、試行錯誤を楽しめる
その他の加盟するメリットについては、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
慎重に検討すべき3つのケースと対策
以下に該当する場合は、対策を講じてから導入することをおすすめします。ただし、どのケースも工夫次第で導入は可能です。
- 調理に時間がかかるメニューしかない
- 店内営業だけでキャパオーバー
- 料理だけでなく「空間」や「サービス」に価値がある高級店

①調理に時間がかかるメニューしかない
既述の通り、Uber Eats(ウーバーイーツ)では、注文が完了するまでのスピードがアルゴリズム評価に影響します。
調理に時間がかかると評価が下がり、注文が減る悪循環に陥りやすくなります。
また、配達パートナーの待ち時間が長くなると、店舗の評価にも影響します。「この店は待たされる」という印象がつくと、配達パートナーからも敬遠されがちです。
②店内営業だけでキャパオーバー
デリバリーを導入すると、いつもの店内業務に加えて「注文を受けて、作って、詰め、渡す」という一連の作業が新しく加わります。
ピーク時に両方対応しようとすると、店内のお客様へのサービスが低下するリスクがあります。
特に少人数で運営している店舗では、デリバリー対応が店内オペレーションの負担になりやすいです。
③料理だけでなく「空間」や「サービス」に価値がある高級店
高級店がUber Eats(ウーバーイーツ)を導入するなら、少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、ブランド価値の毀損リスク。
高級店の価値は「料理」だけでなく、「空間」「接客」「演出」を含めたトータルの体験にあります。デリバリーではこの体験を再現できないため、「あの店の料理、こんなものか」という印象を与えてしまう可能性があります。
また、Uber Eatsに掲載されること自体が「カジュアルな店」というイメージにつながり、既存顧客からの見え方が変わるリスクもあります。
2つ目は、配達員の来店によるお店の雰囲気への影響。
配達パートナーは店舗に商品を受け取りに来ます。高級店の場合、客層や店の雰囲気との兼ね合いで、どうしてもミスマッチが起きてしまう場合があります。
特にお客様が食事を楽しんでいるすぐ横を通って受け渡しを行うような動線だと、お店の雰囲気を損ねてしまうことにもなりかねません。
その他のデメリットについては、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
Uber Eatsの加盟店は儲かる?取材した4店舗の売上データ
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店は、まさに「やり方次第でしっかり利益を出せる」選択肢です。
実際、今回取材した4店舗すべてが「出店してよかった」と太鼓判を押しています。
取材店が語るリアルな売上比率
多くの店舗では、総売上の8〜25%程度の上乗せに成功しています。
今回、おいしいデリバリー編集部が取材した人気店4店舗の実績データは以下の通りです。
| 店舗名 | 業態 | Uber売上比率 | 現場の声(取材より) |
|---|---|---|---|
| ガパオ食堂 | タイ料理 | 20〜25% | 「月商1,000万円なら約250万円がデリバリー。完全に売上の柱です」 |
| かばのおうどん | うどん | 約20% | 「キャンペーンなどをフル活用した数字。初期は様子見でしたが今は主力です」 |
| ラーメンタロー | ラーメン | 10〜15% | 「雨の日は店が暇になるので、Uberの注文が増えるのはバランスが良いんです」 |
| with PADDY | メキシカン | 約8% | 「他社デリバリーをやめてUberに一本化し、管理コストを下げつつ売上を維持しています」 |
重要なのは、この売上は「Uber Eatsをやっていなければ存在しなかった売上」だということ。店内営業はそのままに、純粋に売上が上乗せされているのです。しかも配達員を雇う必要がないため、追加の人件費もかかりません。
なお、注目すべきは、「業態」より「戦略の選択」が売上比率を左右している点です。
- かばのおうどん(売上比率20%)
- ガパオ食堂(売上比率20~25%)
デリバリーを「収益の柱」と位置づけ、積極的に施策を実施。かばのおうどんは「店舗売上の上限を突破するため」という明確な目的で運用しています。
- with PADDY(売上比率8%)
- ラーメンタロー(売上比率10~15%)
店内営業が主軸で、デリバリーは補完的に活用。ラーメンタローは「販促に参加しない」戦略で、無理なく利益を確保しています。
どちらが正解ということはなく、自店の状況に合った戦略を選ぶことが重要です。

手数料35%でも利益が出る価格設定の考え方
「売上の35%も手数料で引かれたら、赤字になるのでは?」と不安になるかもしれませんが、そこは「価格設定」でカバーできます。
結論から言うと、店内価格より20〜30%ほど上乗せして販売すれば、お店で提供するのと同等の利益をきちんと確保できます。
実際に取材した店舗でも、次のような基準で設定していました。
- ラーメンタロー:「店舗でラーメンを売ったときと同等の利益が入るように設定」
- かばのおうどん:「通常料金の120%(1.2倍)を目安に設定」
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、店内とは別の価格を自由に設定できます。たとえば、店内で1,000円のメニューなら、Uber Eats上では1,300円で販売するといったイメージです。
「そんなに高くしたら誰も注文してくれないのでは?」と心配になるかもしれませんが、ほとんどの加盟店が30%前後を上乗せして出品しており、それがデリバリーの「当たり前」の相場になっているので、無理に安くして利益を削る必要はありません。

Uber Eatsの利益については、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
Uber Eats加盟店の売上を伸ばす3つの施策
取材した店舗が実践している、売上アップにつながる具体的な施策を紹介します。
①オペレーションを最適化して表示順位を上げる
Uber Eats(ウーバーイーツ)のアプリ上で上位表示されるには、「提供時間の早さ」が重要です。
Uber EatsのAIは「調理時間が早く、配達遅延がない店舗」を高く評価し、検索順位を上げる傾向があります。
つまり、オペレーションを速くすることで、広告費をかけずに上位表示を勝ち取れるのです。
ガパオ食堂が実践しているのが、このアルゴリズムを逆手に取ったテクニックです。
- Uber Eats用メニューは「すぐ作れる料理」だけに絞る:店内メニューをそのまま出すのではなく、調理時間が短いものだけを厳選
- 注文が入ったら、即座に調理を開始:他の作業を止めてでも優先対応
- 調理完了ボタンを「即押し」する:完成前でもボタンを押してOK
Uber Eatsの仕組みでは、調理完了ボタンを押してもすぐに配達員が来るわけではありません。配達員への通知は、調理完了予想時間の約7分前に届くと言われています。
つまり、7分以内に完成できるメニューなら、注文を受けた直後に調理完了ボタンを押しても問題ないのです。
高橋店長は「準備完了を即タップすると配達員が早く来る。配達時間が短くなり、評価が上がる」と語っています。
この方法で、ガパオ食堂は1日50〜100食の注文を安定して獲得。広告費をかけずに上位表示を実現しています。
②「Eats厳選」バッジを獲得する品質管理
Uber Eats(ウーバーイーツ)には、評価の高い優良店に付与される「Eats厳選」バッジがあります。
このバッジを獲得すると検索結果での露出が増え、売上が大きく伸びます。ただし、獲得条件の一つに「注文者評価4.7以上」という高いハードルがあります。
かばのおうどんでは、この評価を維持するために「独自のデリバリー伝票」を導入しました。
- 注文内容
- 備考(ネギ抜きなど)
- 再確認者の署名欄
ポイントは「再確認者」の署名欄を設けたこと。調理担当とは別のスタッフが最終チェックを行い、署名することで、ダブルチェックを仕組み化しています。
この取り組みにより、入れ忘れや入れ間違いといったヒューマンエラーが激減。高評価をキープし、Eats厳選バッジの獲得につながりました。
- 注文者評価4.7以上
- 一定以上の注文数
- キャンセル率が低い
- 営業時間の遵守
その他のデメリットについては、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
③顧客体験を工夫してリピーターを増やす
デリバリーでも「また頼みたい」と思わせる工夫が、リピート率を左右します。
店内飲食と違い、デリバリーでは料理が届いた瞬間しか店舗との接点がありません。だからこそ、「届いたときの驚き」を演出することが重要です。
取材した店舗では、以下のような工夫を行っていました。
注文に「社長権限カード」という名刺サイズのカードを同封。次回注文時にこのカードがあることを備考欄に書くと、肉や天ぷらが増量されるサービスです。遊び心がありながら、リピート注文を促す仕組みになっています。
容器のフタにキャラクターのイラストと「コップンカー(タイ語でありがとう)」の手書きメッセージを添えています。ちょっとした心遣いですが、SNSでシェアされることもあり、認知拡大にもつながっています。
- サンキューカードを同封する
- 次回使えるクーポンを入れる
- 手書きの一言メッセージを添える
- ショップカードで実店舗へ誘導する
コストをかけなくても、工夫次第で「また頼みたい」と思ってもらえる体験は作れます。
その他の売上を伸ばす方法については、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
本記事で紹介した4店舗への詳しいインタビュー記事です。売上データ、具体的な施策、オーナーの本音など、より詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
Uber Eats加盟店になるには?登録の条件と流れ
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店への登録は、最短7日で完了します。 ここでは、出店に必要な条件と、登録から営業開始までの流れを解説します。
加盟に必要な4つの条件
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナーに登録するには、主に以下の4つの条件をクリアしている必要があります。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 飲食店営業許可証 | 店舗所在地が記載された有効な許可証が必須 |
| 営業日数・時間 | 原則として週4日以上・1日3時間以上 |
| メニュー数 | 最低5品以上 |
| インターネット環境 | Wi-Fi接続可能なタブレットまたはスマートフォン |
シェアキッチンや間借り営業でも、その場所で許可証を取得していれば加盟できます。個人店・1人営業でもOKです。
- 飲食店営業許可証の写真データ
- メニュー情報(商品名、説明文、税込価格、写真)
- 注文受付用のタブレットまたはスマートフォン
- 売上金を受け取る銀行口座情報
出店条件や必要なものについては、以下の記事に記載していますのでご覧ください。
※難しい準備や機材は不要。すぐに始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eats加盟店への登録方法と流れ
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店への登録手続きは、すべてオンラインで完結し、書類などに不備がなければ最短約1週間で営業を開始できます。
お店にいながら自分のペースで手続きを進められるので、忙しい飲食店オーナーさんでも隙間時間を使って無理なく準備できます。
ここでは、申し込みから営業開始までの5ステップを分かりやすくまとめました。


まずはUber Eats店舗向け公式ページから、基本的な店舗情報を入力します。
入力する情報は以下の通りです。
- 店舗名
- 店舗住所
- 担当者名
- メールアドレス
- 電話番号
- 業種
送信後、通常1〜3営業日以内に次の「オンライン説明会」の案内がメールで届きます。

メールの案内に従って、Zoomでの説明会(30〜60分程度)に参加します。
サービス概要や必要書類についての解説があるほか、その場で直接質問もできます。
気になることや不安な点があれば、ここでしっかり解消しておきましょう。

説明会の終了後は、以下の書類や情報をオンラインで提出します。
- 飲食店営業許可証の画像データ
- メニュー表(Excel形式で送られるフォーマットに記入)
メニューは登録後でも追加・修正が可能なので、最初は最低限の品数でも問題ありません。
Uber Eatsから送られてくる電子契約書の内容を確認し、オンラインで署名します。
続いて、売上金の振込先となる銀行口座情報を登録します。
銀行口座の設定はUber Eatsレストランマネージャーの「支払」→「売り上げ」→「追加」から行います。
契約完了後、「【回答必須】Uber Eats 最終確認フォームご回答のお願い」というメールが届くので、回答して送信すれば準備完了です。最短だと、その日のうちに営業を始めることもできます。
店舗の出店方法については、以下の記事に詳しく記載していますのでご覧ください。
※難しい準備や機材は不要。すぐに始められます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eats加盟後の運用は?注文受付から受け渡しまでの流れ
Uber Eats(ウーバーイーツ)への登録が済んだら、いよいよ営業開始です。
「登録後の実際の業務は複雑で大変そう」と感じるかもしれませんが、専用アプリを使った店舗運用は非常にシンプルです。
ここでは、注文を受けてから商品を渡すまでの基本的な流れと、トラブルを防いでスムーズに運用するためのコツを解説します。
なお、Uber Eatsの注文は「レストラン用ダッシュボード」で受注します。レストラン受注用アプリは以下のリンクからダウンロードできます。
注文受注から商品受け渡しまでの基本フロー
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナーになってからの主な業務は、調理と商品の受け渡しであり、以下の3ステップで完了します。


タブレットの専用アプリに注文が入ると、通知音で知らせてくれます。内容を確認して「受注」ボタンをタップすれば、注文確定です。
必要に応じて、キッチンのスタッフへ渡すための注文詳細を印刷することもできます。


受注後、調理を開始します。料理が完成し、梱包まで済んだら、アプリで「ピックアップ準備完了」をタップします。
これにより、近くにいる配達パートナーに準備ができたことが通知されます。

通知を受けた配達パートナーが店舗に到着します。お互いのアプリに表示されている「注文番号」が一致しているかをパッと確認して、商品を託せば完了です。
これで店舗側の作業はすべて終了。あとは配達パートナーが安全にお客様のもとへ届けてくれます。
トラブルを防ぐ運用のコツ
日々の店舗運用をよりスムーズにし、お客様の満足度を高めるためには、アプリの便利な機能を活用し、以下のポイントを意識することが大切です。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 注文番号の確認を徹底 | 渡し間違いは最も避けたいトラブル。必ず番号を照合 |
| 混雑時は受注を一時停止 | アプリの「一時停止」機能で注文数をコントロール |
| 営業時間外は必ず停止に | 対応できない注文が入るのを防ぐ |
| アプリは常にホーム画面に | 他のアプリを開いていると通知に気づきにくい |
最初は慣れが必要ですが、オペレーションの流れを掴めば効率的に運用できます。
トラブルを防ぎながら、顧客満足度の高いサービス提供を目指していきましょう。
※「使わない=コストゼロ」だから赤字リスクなしで導入できます。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
Uber Eats加盟店に関するよくある質問
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナーに関するよくある質問をまとめました。
- Uber Eatsの出店に掛かる費用は?
-
Uber Eatsの出店費用は無料です。月額費用も掛かりません。
初期費用無料で出店できますし、維持費も掛かりませんので安心してください。
- お酒を販売できますか?
-
お酒の販売も可能です。
ただし、各種酒販免許をアップロードする必要があります。
- お菓子だけ販売したいのですが飲食店営業許可証は必要ですか?
-
お菓子だけの場合も飲食店営業許可証が必要です。菓子製造業許可証だけでは登録できません。
- タブレットがなく、スマホしかないのですが大丈夫ですか?
-
スマホでも大丈夫です。
ただ、スマホだと一部機能が使えなかったり、画面も見にくいので、最初はスマホを使用して、余裕が出てきたらタブレット端末を購入すると良いでしょう。
- 何日くらいでUber Eatsに掲載されますか?
-
実際にUber Eatsに店舗が掲載されるのは、申し込みから最短1週間くらいです。
メニューの写真をUber Eatsに撮ってもらう場合は3週間くらい掛かります。
- 複数店舗経営していますが店舗ごとに登録した方がいいのですか?
-
いいえ、1店舗で大丈夫です。登録するときに担当者と電話かメールする機会があるので、その時に複数店舗登録したいことを伝えてください。
- 同じ住所に複数店舗を登録できますか?
-
同じ住所に複数店舗登録できます。例えば、同じ店舗でカレー専門店とサンドイッチ専門店など複数のアカウントで分けられます。
まずは1店舗で登録して、担当者にその旨を伝えてください。
- 店舗が混み合ってきたので注文を一時受付停止できますか?
-
レストラン受注用アプリから簡単に受付停止できます。
受付再開もワンタッチで再開できます。
- 到着予定時間を遅らせることはできますか?
-
店舗が混み合ってきたり、調理が遅れる場合は到着予定時間を遅らせることができます。
個別に注文を遅らせたい場合は、対象の注文をタップしてください。
また、すべての注文を遅らせたい場合は、メニューバーから「ビジーモード」をタップして準備時間を延長することができます。
- 辞めるときに解約金や違約金は発生しますか?
-
Uber Eatsの出店を辞めるときに解約金や違約金は発生しまません。いつでも気軽に辞められます。
- Uber Eats加盟店の問い合わせ先は?
-
Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナーの問い合わせ先は以下のメールアドレスです。
担当がついている場合は直接担当に電話で問い合わせても大丈夫です。
まだ登録していない段階で問い合せたい場合は、上記のメールアドレスにメールするといいでしょう。(残念ながら電話での問い合わせはできません。)
また、登録後に問い合わせる場合はUber Eatsレストランマネージャーにあるチャットで問い合わせることもできます。(下画像)
※途中でやめたくなっても、固定費がかからないので安心です。解約費用も一切発生しません。(Uber Eats店舗向け公式ページ)
まとめ:Uber Eats加盟店は「まず試す」価値がある
この記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店の費用・仕組みから、向いている店舗の条件、実際の売上データ、成功店舗の施策まで解説してきました。
最後に、導入前によくある不安に対する答えを整理します。
| 不安・疑問 | この記事でわかったこと |
|---|---|
| 35%の手数料で利益が出る? | 店内価格より20〜30%上乗せすれば、店舗と同等の利益を確保できる |
| うちの店でも対応できる? | 「すぐ作れるメニュー」に絞り、アイドルタイム限定なら無理なく運用可能 |
| 実際どのくらい売れる? | 取材した4店舗では売上の8〜25%をUber Eatsが占めている |
| 失敗したらどうしよう? | 初期費用0円・解約金0円。合わなければいつでもやめられる |
取材したオーナーたちも、最初から順調だったわけではありません。それでも続けた結果、今では安定した売上を獲得しています。
- 「無料でできるので、やった方がいい」(with PADDY)
- 「粘り強く改善を続けられるお店であれば、挑戦する価値は大きい」(かばのおうどん)
- 「デメリットは特にない。出れば出るだけ利益になる」(ガパオ食堂)
私自身もデリバリー専門店を運営していた経験から、「迷っているなら、まず試してみる」ことをおすすめします。
初期費用も解約金もかかりません。やってみて合わなければやめればいい。でも、やらなければ「Uber Eatsで得られたはずの売上」は永遠にゼロのままです。
この記事を読んで「うちでもできそう」と思えたなら、まずは登録してみてください。





